シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
都市人間環境学特殊論文研修Ⅲ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 山村 寛 | ヤマムラ ヒロシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-CV6-3A05
履修条件・関連科目等
博士課程後期課程2年次
授業で使用する言語
日本語/英語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
我々が注目している技術として「膜ろ過」があります。膜ろ過法は(1)穴以上の成分は完全に除去できる、(2)操作が簡単、かつ(3)設置面積がコンパクトに出来ることから、分離・分散型水代謝システムを実現する上でのコア技術として期待されています。弱点は、水の中に含まれる「汚れ成分」が膜の孔(穴)に詰まってしまう『膜ファウリング(目詰まり)』が進んで、膜に水が通りにくくなってしまうことです。膜の孔で汚れをふるい分けている以上、孔の目詰まりは仕方がない面もありますが、汚れが付きにくい膜を使ったり、うまく汚れを洗い流す方法を考えたりしながら『膜ファウリングと上手につきあう』方法を研究・開発します。
科目目的
持続発展に向けて、「人が快適に過ごすこと」と「自然環境に及ぼす負担を最小限にすること」を同時に満たす循環型都市を再構築するための『インフラ』とそれを支える『技術』を探索・開発・評価し(ハード開発)、現代の都市にうまく組み込むこと(ソフト開発)までが「都市代謝マネジメント」を担う山村研究室の役割になります。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
・これまでの論文研修によって明らかになった問題点について、具体的な解決策を提案したり、新たな価値の創出が行なえるような独創的なアイデアを出したりすることができる力をつけることを目標とする。
授業計画と内容
以下の三つの内容について、それぞれ5回程度にわたって授業を行う。(全14回)
1. 教員による論文紹介:論文を、読み方のポイントなどについて解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2. 学生による論文紹介:注目に値する論文をサーベーし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。
3. 研究進捗紹介:自分の研究成果をまとめ、その得られた結果の解釈と、以降の研究の進め方を発表する。
(1)ゼミへの出席および学生A群へのコメント
(2)ゼミへの出席および学生B群へのコメント
(3)ゼミへの出席および学生C群へのコメント
(4)ゼミへの出席および学生D群へのコメント
(5)ゼミへの出席および学生E群へのコメント
(6)ゼミへの出席および学生F群へのコメント
(7)ゼミへの出席および学生G群へのコメント
(8)ゼミへの出席および学生H群へのコメント
(9)ゼミへの出席および学生I群へのコメント
(10)ゼミへの出席および学生J群へのコメント
(11)ゼミへの出席および学生K群へのコメント
(12)ゼミへの出席および学生L群へのコメント
(13)ゼミへの出席および学生M群へのコメント
(14)ゼミへの出席および学生N群へのコメント
ゼミでは、2回、自身の研究内容の背景となる研究を発表する。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
中間試験 | 30 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。 |
レポート | 30 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。 |
平常点 | 40 | 研究に対する取り組みをもって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。