シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
政治学2 | 2024 | 秋学期 | 月4 | 法学部 | 青木 裕子 | アオキ ヒロコ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-PS1-002L
履修条件・関連科目等
履修条件は特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「政治学2」の目標は、政治学の基礎的な知識を習得し、専門的な学びの選択に結び付けていくことにあります。この目標のために、政治学の重要なトピックの概要を学ぶ過程で、文献を精読し自ら熟考する力を養いつつ、今日問題になっていることについて検討、考察していきます。
科目目的
「政治学2」の目的は、政治学の基礎的な知識を習得し、政治学の各分野の今後の学びにつなげていくことにあります。この目的のために、政治学の基礎的な教科書を指定し、その内容に沿って講義を進めます。
到達目標
到達目標は、政治学の基礎的な知識を習得することです。具体的には、小テストや課題で合計6割以上の得点をとることです。
授業計画と内容
*基本的には次の計画のように授業を進めていくが、状況に応じて計画を変更する場合もある。
第1回:イントロダクション:授業の進め方;成績評価の方法;政治学の学びの類型
第2回:デモクラシーの長所と短所
第3回:リベラリズムとは
第4回:デモクラシーの起源
第5回:デモクラシーの展開
第6回:熟議デモクラシー論、デモクラティック・ピース論
第7回:リベラリズム
第8回:リベラリズムの展開
第9回:リベラル・デモクラシー
第10回:公共性と自由の問題
第11回:ジェンダー、多文化主義の問題
第12回:人権と人道的介入の問題
第13回:主権国家、国連のあり方の問題
第14回:総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業外によく予習復習して授業に出席すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 50 | 学期末レポートを課します。(50点満点) |
その他 | 50 | 小テストを数回実施します。(manabaの小テスト機能を利用します。各10点~20点満点。計50点満点) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
状況に応じて、授業内でグループに分かれてのディスカッションを実施します。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを利用した双方向授業や、課題などへのコメント。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〇教科書は指定せず、レジュメ等資料を配布する他、適宜資料を紹介します。
〇参考文献
青木裕子(2010)『アダム・ファーガスンの国家と市民社会』勁草書房。
古賀敬太編(2013)『政治概念の歴史的展開 第5巻』晃洋書房。
押村高編(2015)『政治概念の歴史的展開 第7巻』晃洋書房。
アダム・ファーガスン(2018)天羽康夫・青木裕子訳『市民社会史論』京都大学学術出版会。
青木裕子・大谷弘編(2020)『「常識」によって新たな世界は切り拓けるか』晃洋書房。