シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 B | 2024 | 春学期 | 木1 | 法学部 | 長島 佐恵子 | ナガシマ サエコ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
全体のテーマ:ジェンダー・セクシュアリティと私たちの社会
ジェンダーやセクシュアリティは、日常生活から政治や法律に至るまで、私たちの社会のあらゆる場面に関わっていますが、それを「学問」として学ぶ機会はそれほど多くありません。この演習では、ジェンダー・セクシュアリティについての基礎知識を身につけながら、大学での学びに必要な文献読解やリサーチ、考えた内容を表現し共有する技法を培っていきます。具体的には、文献の探し方と読解練習、グループでの効果的な情報共有と発表の技法、読み手に伝わる文章を書く訓練などを行います。
科目目的
アカデミック・リテラシーを身につけるための導入となる授業です。ジェンダーとセクシュアリティという大枠のテーマを通じ、特定のテーマに関する領域横断的な学術知識を習得するための調査、読解、表現の技術を学ぶことを目的とします。
到達目標
1. ジェンダー・セクシュアリティについての基礎的な知識を身につける
2. 学術研究としての文献読解の基礎を学び、必要な文献を自力で見つけて精確に読めるようになる
3. 文献読解から得た知識や考察を効果的に表現し、それを学術的なコミュニケーション(口頭での発表や議論、文章執筆)につなげる
授業計画と内容
1. ガイダンス
2. 文献読解の導入
3. 基本文献の読解(1)(フェミニズムの歴史)
4. 基本文献の読解(2) (ジェンダーアイデンティティとセクシュアリティ)
5. 基本文献の読解(3) (ジェンダーやセクシュアリティに関わる具体的な課題)
6. 文献読解の基本事項についてまとめ
7. 文献読解から文章執筆へ
8. 一つのテーマで文章(4000字程度)をまとめる(導入)
9.一つのテーマで文章をまとめる(テーマ選び)
10. 一つのテーマで文章をまとめる(アウトライン)
11. 一つのテーマで文章をまとめる(文献参照の方法)
12. 一つのテーマで文章をまとめる(ピアレビュー)
13. 一つのテーマでまとめた文章を完成させる
14. 春学期のレビュー
*ただし必要に応じて授業の進行や内容を調整します。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | ブックレビューなどの執筆課題について、授業で説明した内容を踏まえて作成できたかを確認します。 |
平常点 | 50 | 予習・復習による授業準備、授業内での参加・貢献、グループワーク等を基準に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
課題の作成・共有や提出にGoogleドキュメントやmanabaを使います。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストや参考文献については授業初回に説明します。