シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 古文書学演習(1) | 2026 | 前期 | 水2 | 文学部 | 金子 拓 | カネコ ヒラク | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-PL2-F802
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教材となる文書について担当者による発表と講師との応答をおこない、古文書への理解を深める。
教材は名古屋市博物館編『豊臣秀吉文書集一』(吉川弘文館)に収められた、羽柴秀吉の書状を用いる。
受講人数にもよるが、一コマ1人から複数人を担当者とし、1人一通の文書を読む。読む文書についてはこちらが最初に指定する。
担当者は、自分の担当する文書について、返り点を付した釈文・読み下し・現代語訳をおこない、その文書に出てくる言葉や人名・地名、その文書が出された歴史的背景などを調べたレジュメを作成し、当日受講者全員に配布してその報告をおこなう。他の参加者はその報告に対しその場で質問や意見などを出したり意見メモなどを提出する。
科目目的
戦国時代の文書(書状を含む)は解釈が難しいものが多い。この授業で一人の人物が出した文書を通して読むことにより、日本史の史料の読み方や解釈、調べ方を学ぶ。
レジュメに報告をまとめることにより、自身の考えを他者に伝えるための報告技術の向上を目指す。
到達目標
古文書を読むためにいかなる調査が必要か、その方法の習得。
調査のうえで、16世紀の古文書をどのように解釈するかという歴史的知識の養成。
レジュメの作成を通じて、報告技術を身につける。
授業計画と内容
各回の内容は以下の通り。
1 ガイダンス:この授業の進め方の解説と『豊臣秀吉文書集』の概要
2 羽柴秀吉文書の講読1
3 羽柴秀吉文書の講読2
4 羽柴秀吉文書の講読3
5 羽柴秀吉文書の講読4
6 羽柴秀吉文書の講読5
7 羽柴秀吉文書の講読6
8 羽柴秀吉文書の講読7
9 羽柴秀吉文書の講読8
10 羽柴秀吉文書の講読9
11 羽柴秀吉文書の講読10
12 羽柴秀吉文書の講読11
13 羽柴秀吉文書の講読12
14 羽柴秀吉文書の講読13
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
当日の講読文書について、あらかじめ目を通す。
わからない事項や言葉があったら、図書館サイトのジャパンナレッジや各種辞書・辞典を用い調べておく。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 与えられた課題に対して、基本的な文献を利用し、かつ適切な調査方法を実施し、ポイントを押さえて記述できているか。 |
| 平常点 | 50 | レポーターとして与えられた課題に対して、基本的な文献を利用し、かつ適切な調査方法を実施し、聞き手の受講者に伝えるための工夫を行っているか。発表への質問を積極的に行っているか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1998年4月~:東京大学史料編纂所勤務(史料集の編纂)
2019年4月~:國學院大学大学院文学研究科兼任講師(戦国期古文書の講読)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
史料集編集に際しての実践的調査での経験をもとにした観察方法や解釈の方法を教授する。
テキスト・参考文献等
テキスト
名古屋市博物館編『豊臣秀吉文書集一』(吉川弘文館)
※講師が各受講者の担当文書をコピーして配布します
参考文献
授業のなかで適宜紹介します。
その他特記事項
履修に際して必ず確認してほしいこと。
(以下の点は必ず踏まえて下さい。)
この授業は、演習(各自の発表と討論)であることは十分に理解して下さい。
演習ですので、各人にレポーターを事前に割り振ります。途中の履修中止は全体の計画に少なくない影響を及ぼします。履修中止のないようにくれぐれもよろしくお願いします。
学芸員資格取得を希望する受講者も含まれますので、内容理解を深めるために、報告をおこなうことが単位取得のための最低限の必要条件になります。主体的な調査作業とレジュメ作成が必要です。
また聞き手は質問カードなどの提出が成績評価に反映されます。
講師とのやりとりは、manabaにて行います。