シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本史演習・文献(6)/日本史演習(6) | 2026 | 通年 | 火2 | 文学部 | 井上 直子 | イノウエ ナオコ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH3-F856
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近現代の史料を講読します。今年度は、近現代(特に大正期以降)の政治や社会の動向を、さまざまな史料から分析します。前後期とも各史料の特徴について講義をおこない、前期は代表的な日本近現代、そして自治体史の史料集、後期は学校・個人・団体・議会・国の史料、そしてデジタルアーカイブについて概説します。その後は受講者による史料の講読と史料にかかわる重要な論点の抽出、そしてグループに分かれて史料集・デジタルアーカイブを用いた史料紹介の発表をしてもらいます。なお、授業では活字化された史料の講読を予定していますが、後期はデジタルアーカイブを用いて原史料の講読(解読)にも取り組みます。
科目目的
史料の講読と発表を通じて、歴史学研究にとって不可欠である史料読解のための専門的な知識とともに、史料の内容を自分の言葉で解釈し、さらに史料に書かれている事象とその背景を複眼的な観点から考察する能力を身に付けることを目的とします。
到達目標
本演習で学んだ史料読解や解釈の方法を基礎として、卒業論文をはじめとする自身の歴史研究をより専門的な観点から進めることができるようになることを目標とします。
授業計画と内容
(前期)
第1回 ガイダンス:授業の進め方について
第2回 講義:近現代史料の特徴と史料集
第3回 史料講読:『日本史史料4近代』①大日本帝国憲法の成立前後
第4回 史料講読:『日本史史料4近代』②政党政治
第5回 史料講読:『日本史史料4近代』③大正デモクラシー
第6回 史料講読:『日本史史料5現代』④アジア・太平洋戦争
第7回 講義:自治体史の史料集
第8回 史料講読:明治中後期の八王子
第9回 史料講読:大正期・昭和戦前期の八王子
第10回 史料講読:戦時体制下・戦後復興期の八王子
第11回 グループ発表①:史料集より史料の紹介
第12回 グループ発表②:史料集より史料の紹介
第13回 グループ発表③:史料集より史料の紹介
第14回 期末試験:前期の内容から
(後期)
第15回 講義:さまざまな史料・史料集・資料館
第16回 史料講読:『中央大学史資料集』
第17回 見学:法と正義の資料館・大学史資料館
第18回 史料講読:『斎藤隆夫日記』
第19回 史料講読:『戦後日本住民運動資料集成』
第20回 講義:史料集とデジタルアーカイブ
第21回 史料講読:『帝国議会会議録』
第22回 史料講読:新聞史料とデジタルアーカイブ
第23回 史料講読:公文書とデジタルアーカイブ
第24回 史料講読:私文書とデジタルアーカイブ
第25回 グループ発表①:史料集とデジタルアーカイブより史料の紹介
第26回 グループ発表②:史料集とデジタルアーカイブより史料の紹介
第27回 グループ発表③:史料集とデジタルアーカイブより史料の紹介
第28回 期末試験:後期の内容から
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講読する史料は事前に目を通し、読めない字や意味の分からない言葉がある場合には、辞書等で調べたうえで講義に臨むことが不可欠です。また、講義で学んだ内容を参考文献等にあたって復習しておくことも理解を深めるうえで重要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 30 | 授業で学んだ内容を理解したうえで解答がなされているかどうかを基準とします。 |
| レポート | 10 | 史料の読解や考察が適切になされているかどうかを基準とします。 |
| 平常点 | 40 | 授業内での講読において、史料を適切に読解できているかどうかを基準とします。 |
| その他 | 20 | グループ別の発表の際、指定されたテーマに対して適切な史料や文献をもとに発表がまとめられているかどうかを基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席(リアクションペーパーの提出)が全開講回数の半数に満たない者は不可とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
歴史学研究会編『日本史史料4(近代)』(岩波書店、1997年)
歴史学研究会編『日本史史料5(現代)』(岩波書店、1997年)
八王子市市史編集委員会編『新八王子市史 資料編5(近現代1)』(八王子市、2012年)
八王子市市史編集委員会編『新八王子市史 資料編6(近現代2)』(八王子市、2014年)
中央大学百年史編集委員会専門委員会編『中央大学史資料集』(中央大学広報部大学史編纂課、1984年~2017年)
斎藤隆夫著、伊藤隆編『斎藤隆夫日記』(中央公論新社、2009年)
『戦後日本住民運動資料集成』(すいれん舎、2006年~)
『帝国議会衆議院委員会会議録』『帝国議会貴議院委員会会議録』(臨川書店、1981年~1996年)
【参考文献】
古田島洋介『日本近代史を学ぶための文語文入門』(吉川弘文館、2013年)
近藤成一、杉森哲也編著『日本史史料を読む』(放送大学教育振興会、2021年)
なお、テキストのコピーは教員が準備しますので、各自で用意する必要はありません。