シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習1 C | 2024 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 真田 健司 | サナダ ケンジ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-003S
履修条件・関連科目等
みずから問題を発見し、みずから追究しようという、知的好奇心を持ち合わせていること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「問いの種」を発見し、育てる。これがゼミのテーマです。批判も対話も理解も、すべて問うことから始まります。レポートや論文を書くには、適切な問いを立て、その問いに答えるために、さらにいくつもの問いを発していくことが不可欠です。とはいえ、的外れな問い、曖昧な問い、無意味な問い、解答不能な問いは避けなくてはなりません。そのためには、可能な限り広く調べ、深く読むことが大切です。
前期はグループに分かれ、自分たちで選んだテーマについて、まとまった文献を最低でも1冊通読したうえで、口頭発表をしてもらいます。関連文献・資料の調査には、図書館情報検索システムをフル活用してください。けっしてネットだけに頼っていてはいけません。
皆さんの旺盛な知的好奇心と活発な議論に期待しています。
科目目的
1学期をつうじて課題に取り組むなかで、みずから問題を発見し、必要な情報を信頼できるソースから入手して、批判的に分析できるようになること。また、グループのメンバーと共同でリサーチならびに口頭発表を行うことをつうじて、意見を異にする相手と議論を交わし、そこから新たな認識を得るとともに、一定の共通理解に到達すること。
到達目標
・Web以外の文献を検索し、有用かつ信頼できる情報を入手する。
・断片的でない文献(新書など)を通読し、内容を分析・批判する。
・収集した情報に基づき、自身の意見を口頭で、また文章にして発信する。
授業計画と内容
Step 1:イントロダクション
(1)互いを知る:自己紹介
(2)大学で学ぶとは?
(3)自己の知的関心を探る
Step 2:情報収集
(4)テーマ選定・グループ分け
(5)情報検索総論
(6)文献調査I:データベースの活用と文献リストの作成
(7)文献調査II:選択的速読・多読と読書ノート
Step 3:文献講読・分析・批判
(8)テーマA/B: 問題設定とそれに沿った読み
(9)テーマC/D: 発見・軌道修正・追加調査
(10)中間報告(→口頭発表レジュメ)
Step 4:口頭発表・ディスカッション
(11)グループA/B:プレゼンテーションの技法
(12)グループC/D:建設的議論のためのアイディア
(13)補足報告
(14)総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 授業後に随時課題を出し、学習への取り組みを評価します。 |
平常点 | 40 | 授業への参加ならびに貢献度(質問への応答、ディスカッションやグループワークでの積極性と協調性)を評価します。 |
その他 | 40 | 学期末にグループによる口頭発表を行い、テーマの独自性、調査分析の情報量と正確さ、レジュメの構成とプレゼンテーションの技術、ならびにメンバー相互の連携を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席が3分の2に満たない者や、正当な理由なく所属グループの口頭発表を欠席した者には単位を付与しません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テクスト】
戸田山 和久『最新版 論文の教室—レポートから卒論まで』NHK出版、2022年 ISBN 978-4140912720
その他、メンバー同士の話し合いによって選んだテーマについて、必要な文献(新書など)は各自購入すること。
その他特記事項
このシラバスは春学期分のみを記載しています。秋学期分はmanabaから確認してください。
課題や資料ならびに連絡事項は、原則としてmanabaに掲示ないしアップロードするので、通知機能をかならずオンにしておき、定期的に内容をチェックすること。担当教員(真田)への連絡や質問は、氏名および件名を明記のうえ、メールにて行うこと(アドレスは「オフィスアワー」欄参照)。