シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
導入演習1 C | 2024 | 春学期 | 月1 | 法学部 | 山崎 望 | ヤマザキ ノゾム | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-003S
履修条件・関連科目等
特にありませんが、現代社会の問題に関心をもって、積極的に参加する学生を歓迎します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、「国」およびレイシズム(人種差別主義)を題材とした文献購読と議論を中心にしながら、大学で政治学を研究する上で必要となるアカデミックスキルを習得することを目標とします。
科目目的
政治学を学んでいく上で必要となる、資料の調べ方、レジュメ(要約)の方法、プレゼンテーション(発表)、ディスカッション(討論)、レポート執筆の方法などを学んでいきます。こうした技術を体得し、本格的に政治学を学ぶ基礎を作ることが目的です。
到達目標
到達目標は以下の3つになります。
1
文献の購読、関連する資料の調べ方、文献の要約(レジュメ)を作成する方法、プレゼンテーション(発表)の仕方、ディスカッション(討論)の仕方、レポート執筆の方法の習得
2
「国」やレイシズム(人種差別主義)に関わる知識や概念の習得
3
演習形式の授業に慣れると共に、友人を作り中央大学法学部で充実した学生生活をおくる基盤を作ること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:ゼミの進め方/報告者決定/班作り/連絡方法の確立など
第2回 文献購読+討論(1)「国」の起源
第3回 文献購読+討論(2)国民国家とは?
第4回 文献購読+討論(3)日本について
第5回 文献購読+討論(4)私と国の関係
第6回 文献購読+討論(5)国民国家の終わり?
第7回 文献購読+討論(6)「ディアスポラ」とは?
第8回 優れたレジュメと私見の作り方を考える
第9回 文献購読+討論(7)身近なレイシズム?
第10回 文献購読+討論(8)日本とレイシズム
第11回 文献購読+討論(9)レイシズムとは何か?
第12回 文献購読+討論(10)アメリカのブラックライブズマター運動
第13回 文献購読+討論(11)アメリカにおける様々な差別
第14回 優れたプレゼンテーションと議論の在り方を考える
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
他にも、教員の指示に即して、討論用のレジュメ・私見の作成、討論のまとめなどを行ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 事前に課題文献を読み、討論に参加して議論すること、担当回の時には課題文献を要約してプレゼンテーションをすることを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要となる資料などは、manabaを通じて配布する予定です。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業で使用するテキストは以下の通りです。
・早尾貴紀、『国ってなんだろう』平凡社、2016年
・貴堂義之、『大学生がレイシズムに向き合って考えてみた』、明石書店、2023年
※授業で使用するので、講義開始前に必ず購入して臨んでください。
その他特記事項
演習形式の授業ですので全員で取り組みます。そのため毎回の出席が求められます。
病気や事故でやむを得ず欠席/遅刻する場合は必ず事前に連絡をしてください。