シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| イスラーム前近代史 | 2026 | 前期 | 水2 | 文学部 | 林 佳世子 | ハヤシ カヨコ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OH2-G207
履修条件・関連科目等
イスラム史について、高校世界史の知識があることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、西アジア・バルカンを支配したオスマン帝国の、時代に応じて変化するその様相を理解することを目指します。オスマン帝国は、アナトリア(小アジア)の生誕に誕生し、ビザンツ帝国やその他のスラブ系国家、アナトリアのトルコ系諸国家と争うなかで、それぞれから制度や文化を吸収し、直轄地を急拡大させました。16世紀には、その境域は直轄地を越えてさらに広がりました。17世紀、18世紀には、徴税請負制により、全土が束ねられる体制となりました。18世紀後半から始める西欧化は、再中央集権化として定義され、オスマン帝国を近代国家に代えていきました。授業では、特に、以下の3つの点に注意して、時代ごとにみていきます。
(1)時代ごとの特徴はなにか
(2)どうしてそれがわかるのか(史料研究)
(3)世界全体のなかで、その時代はどのような意味をもったのか
科目目的
歴史を学ぶうえで欠かすことのできない史料に関する専門的な知識を身につけるとともに、歴史事象を考察するための視野を培うことを目的とします。
到達目標
1. オスマン帝国の歴史的展開を大まかに説明できる。
2. オスマン帝国史を扱ううえでの史料的問題について説明できる。
3. オスマン帝国史における研究テーマを先行研究を踏まえて見つけ出すことができる。
4. 自らが設定した研究テーマに対して史料や先行研究を踏まえながら、自らの見解を論じることができる。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 オスマン侯国の誕生
第3回 オスマン帝国の拡大
第4回 オスマン帝国の法と社会
第5回 オスマン秩序への抵抗とその克服
第6回 画期としてのスレイマン1世の時代
第7回 オスマン家を考える
第8回 後期オスマン帝国における官人の世界
第9回 オスマン文化の諸相
第10回 徴税請負制度が繋ぐ世界
第11回 オスマン帝国地方社会の成熟
第12回 近代オスマン帝国の挑戦
第13回 近代オスマン帝国の変化
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 60 | 中間レポートと学期末のレポート課題により、全体の到達度について評価します。なお学期末レポートの字数は2000~3000字程度を予定しています。 |
| 平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
本講義の成績評価方法については初回の授業で詳しくアナウンスする予定です。
とりあえず現時点の案としては、レポート課題を二回提出して頂こうと考えています。
中間レポートは参考文献リスト、学期末レポートは学生自らが選択したテーマに基づいたレポートを提出して貰おうと思っています。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テクストは使用しない。レジュメを適宜配布します。
詳しい文献案内は授業内で行います。
その他特記事項
特になし