シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
応用化学特殊論文研修Ⅱ | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 大石 克嘉 | オオイシ カツヨシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AC6-6A03
履修条件・関連科目等
博士課程後期課程1年次
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
新しい機能をもつ固体物質の合成・発見、並びに、それら物質の組成、構造、物性に関する研究を行う。合成法に
関しては、簡便な固相反応法を筆頭に、より均一な状態から反応生成物を得る事が可能である錯体重合法の他、さま
ざまな方法を用いて、新規物質の合成を行う。同時に、物質の組成、構造、物性に関しては、EDX やEPMA などを
用いた組成分析、X 線とRietveld 法を用いた結晶構造解析及び、電気伝導性や磁化率測定を行い、得られたデータ
を基に総合的な考察を行う事を目標にしている。
科目目的
将来,企業に入社し,研究者もしくは技術者として活躍するために必要な,主に無機材料化学の原理や実験の実施について学ぶ事を目的としている。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
・研究内容について広く文献調査を行った結果をもとに、その研究内容の問題点を発見し、それに対する解決策を見つけることを目標とする。できればいろいろな観点から考えて、二つ以上の解決策を見つけることとする。
授業計画と内容
受講生は、特殊論文研修の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナー等に主体的に参加する必要がある。そこで実施する授業内容は以下の通りである。
第1回 イントロダクション、特殊論文研修Ⅱについて
第2回 プレゼンテーション技法
第3回 教員による論文紹介①
第4回 教員による論文紹介②
第5回 学生による論文紹介①
第6回 学生による論文紹介②
第7回 研究指導①
第8回 研究指導②
第9回 ゼミによる発表・討論
第10回 研究進捗発表①
第11回 研究進捗発表②
第12回 研究進捗に対する質疑応答①
第13回 研究進捗に対する質疑応答②
第14回 特殊論文研修Ⅰ、Ⅱの総括と特殊論文研修Ⅲに向けた課題設定
ただし、日程は研究室学生と調整して決め、各回1コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、研究テーマに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行い、最終的に得られた成果を論文としてまとめる。
なお、9月末日までに「研究計画書」を提出すること。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 論文紹介の技量、研究進捗とその論文紹介の技量を以って評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。
ルーブリック評価基準に沿って評価する。ルーブリック評価基準は、別途manabaで資料を配布する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaにより、レポートの提出とフィードバックを行う。さらに、疑問点に対する質問の受付と返答を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
本教員は,一般企業の総合研究所に勤務していた経験を持つ。
具体的には,下記の事柄についてより詳細に大学院生に指導可能。
① 各年度の上期(4月~9月)及び下期(10月~翌3月)の4月と10月に行われる期初報告会への出席
② 研究チーム内での研究テーマの提案と実行及び週間報告の仕方
③ 年度終了時の研究成果に関する報告書の執筆と提出の仕方
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
本講義では,企業の研究開発の実際について少し講義する。
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。
その他特記事項
特にありません。