シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用化学特殊論文研修Ⅲ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 村瀬 和典 | ムラセ カズオ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AC6-6A04
履修条件・関連科目等
博士課程後期課程2年次
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本研究室においては,粉体の単位操作の一つである造粒プロセスと持続可能で再生可能なエネルギー利用プロセスを対象に,化学装置内の移動現象(運動量,エネルギー,物質移動)を実験的および数値解析的に解析,開発することを目的としている。特に各種の数値シミュレーション手法を用いて移動現象を予測し,プロトタイプの装置を作成して実験的な検証を行っている。新規シミュレーション手法の開発や装置作成測定に関連した既往および最先端の新規技術情報の収集に努め,研究テーマに適用できるように取り組む。
具体的な開発するプロセスのテーマは
・ 湿式造粒成長のメカニズムの構築とモデル化
・固気液混相流れ(湿潤粉体特性)の数値シミュレーション手法(CFD,DEM,LBM,FEM etc.)
・太陽エネルギーのハイブリッド型膜分離プロセスの開発(RO,RED,MD,PV etc.)
・海水の再生可能で持続可能な総合利用プロセスの開発
科目目的
最新の論文から得られる専門的知識と、与えられた研究テーマで得られる実践的な情報とを融合させ、高度の専門職業人の養成を目的とする。
到達目標
研究テーマに関連した既往の研究を調査し,研究活動を発展できる技術を習得する。さらに,研究を計画し,結果を議論でき,成果をプレゼンテーションして,研究を発展させる能力を身に着けることを目標とする。
授業計画と内容
履修生は、特殊論文研修の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナー等に主体的に参加する必要がある。そこで実施する授業内容は概ね以下の通りである。
第1回 イントロダクション、特殊論文研修Ⅲについて
第2回 プレゼンテーション技法
第3回 教員による研究紹介①研究-テーマのレビューと最新の情報を紹介する。
第4回 学生による論文紹介①テーマに関連する論文を熟読し、その内容を理解すして実験及び計算手法を教示できるようにマスターする。
第5回 学生による論文紹介②テーマに関連する論文を熟読し、その内容を理解すして実験及び計算手法を教示できるようにマスターする。
第6回 学生による論文紹介③テーマに関連する論文を熟読し、その内容を理解すして実験及び計算手法を教示できるようにマスターする。
第7回 研究進捗発表① 自分の研究の進捗状況を報告し,研究の方向性を議論する。
第8回 研究進捗に対する質疑応答①
第9回 研究指導① 研究結果の議論と今後の研究の進め方を検討する。
第10回 研究進捗発表② 自分の研究の進捗状況を報告し,研究の方向性を議論する。
第11回 研究進捗に対する質疑応答②
第12回 研究指導② 研究結果の議論と今後の研究の進め方を検討する。
第13回 研究発表に対する質疑応答、まとめ
第14回 特殊論文研修Ⅲの総括と特殊論文研修Ⅳに向けた課題設定
日程は研究室学生と調整して決め、各回1.5コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、研究テーマに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行う。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎週行われる研究室のゼミナールに参加して,積極的に文献調査,研究に取り組み,研究成果発表を,コミュニケーション力,創造力,専門性で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考図書や参考文献を随時指示します。
その他特記事項
学術的研究だけではなく産業における研究の背景や先端技術情報に目を配り,研究への探求心を明確にしておく。