シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用化学特殊論文研修Ⅴ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 不破 春彦 | フワ ハルヒコ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AC6-6A06
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
複雑な構造をもつ天然物には特異な生物活性を発現する化合物が多く知られ、ライフサイエンスや医薬品・農薬開発への積極的な応用が期待されています。当研究室では有機合成化学を中心として、複雑天然物の構造・合成・機能を研究します。主なテーマは以下の通りです。
1. 複雑な天然物に含まれる構造モチーフの効率的合成法の開発
2. 独自の合成法・合成戦略にもとづく天然物および類縁化合物の合成
3. 天然物の構造活性相関解析、特に立体構造と生物活性の相関
4. 天然物のケミカルバイオロジー:機能解析と活性制御
科目目的
この科目は大学院の必修科目として位置づけられていることから、この科目での学習を通じて、学生が天然物有機化学や有機合成化学に加え、その隣接領域である天然物創薬およびケミカルバイオロジーに対する認識を深めるとともに、天然物有機化学や有機合成化学の高度な知識を習得することを目的としています。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
・学位論文としてほぼ最終の形にまとめることを目標に、学位の申請に向けた専攻内審査のための発表資料の作成や口頭発表の準備を行うことができる力を備えることを目標とする。
授業計画と内容
以下の内容ア、イについて全14回の授業(研究室セミナー)を行う。必ず出席すること。
ア)研究進捗報告:自分の研究成果をまとめ、その得られた結果の解釈と、以降の研究の進め方を発表する。毎回3名程度の学生が発表する。
イ)文献紹介:注目に値する論文を調査し、その内容の要点を理解し資料にまとめて紹介する。毎回1名の学生が担当する。
論文研修においては、授業以外でも、研究テーマをに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について研究室メンバーとの議論を積極的に行う。
第1回 イントロダクション、特殊論文研修Ⅴについて
第2回 研究成果の公表準備①
第3回 研究成果の公表準備②
第4回 研究成果の公表準備③
第5回 研究成果の公表準備④
第6回 研究成果の公表準備⑤
第7回 研究成果の公表準備⑥
第8回 ゼミによる発表・討論①
第9回 ゼミによる発表・討論②
第10回 中間発表①
第11回 中間発表②
第12回 中間発表に対する質疑応答①
第13回 中間発表に対する質疑応答②
第14回 特殊論文研修Ⅴの総括と特殊論文研修Ⅵに向けた課題設定
ただし、日程は研究室学生と調整して決め、各回1コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、研究テーマに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行い、最終的に得られた成果を論文としてまとめる。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
先端的な研究を行うにあたっては、研究テーマに関連する論文を日常的に読み、研究のバックグラウンドをより深く理解するようにするとともに情報収集することが不可欠です。主要な化学系雑誌はつねにチェックし、最新の研究動向を把握するよう努めてください。
また、研究の進捗報告にあたっては、授業日の直前になってから資料をまとめるのではなく、こまめにデータを整理し考察しておくことが重要です。教員ー学生だけでなく、学生ー学生でもディスカッションすることを推奨します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてオンラインミーティングを行う。中間報告・最終報告の提出をmanabaにより行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。