シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 基礎演習2 | 2026 | 秋学期 | 火5 | 法学部 | 小林 大祐 | コバヤシ ダイスケ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-002S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、ゲームに基づいて政治学ならびに公共政策に関するトピックについて考えていきます。まずは、ゲームの視点で政治学や公共政策について考える見方に触れた後、政治学や公共政策の基本的なテーマについて、基礎的な文献を講読しながら学修していきます。本演習の最終的な課題は、政治学や公共政策にかかる現象やメカニズムをゲーム化すること、すなわち政治学や公共政策をテーマとしたゲーム(シミュレーションゲーム、ボードゲームなど)をつくることになります。したがって、既に考案されているゲームを体験、検討しながら学修する機会も設けられます。
具体的な計画は以下に示す通りですが、春学期は基礎文献の講読を行いつつ、自らが「おもしろい」と思うテーマ、ゲーム化してみたいと思うテーマを探すことが課題となります。夏休み中は、春学期までに決めたテーマに沿って、骨子となるレポートを作成することが求められます。秋学期(基礎演習2)は、ゲーム化を考えているテーマの文献、ゲームのつくり方に関する文献を用いつつ、ゲームを完成させていきます。
なお、学修効果を高めるには「楽しく」学ぶことが不可欠ですから、そのような環境が構築できるよう、さまざまな工夫を凝らしたいと考えています。
科目目的
「ゲーム」を基礎として、政治学ならびに公共政策について検討できるようになること、学修に必要な技法を身につけること、ならびに、社会科学の基礎を修得すること、3年次以降に高度な研究を遂行できるようになることが基本的な目的となります。最終的には個別、あるいはグループでゲームを制作し、公表することになりますが、その際に必要な課題設定能力、ゲーム化する際の論理構成力ならびに要約力、制作したゲームを公表する際に必要となる文章力やプレゼン力も併せて涵養することを目標とします。
到達目標
①政治学ないし公共政策の基本的なトピックについて、ゲームの視点から検討することができる
②政治学・公共政策に関するゲームを制作し、公表する
③学修の基礎的な技法(読む、書く、プレゼンする、議論する、リサーチする、問いを設定する)を修得し、自ら実践できるようになる
授業計画と内容
第1回 ゲーム化の考え方と方法
第2回 シミュレーションゲーム③:持続可能な漁業
第3回 シミュレーションゲームを分析する①:漁業をめぐるガバナンス
第4回 シミュレーションゲームを分析する②:囚人のジレンマと公共政策
第5回 ポイ捨てをどのように防ぐか
第6回 通勤・通学ラッシュをどのように緩和するか
第7回 転売の問題をゲームで考える
第8回 ゲーム案の報告①(受講生A・B)
第9回 ゲーム案の報告②(受講生C・D)
第10回 ゲーム案の報告③(受講生E・F)
第11回 ゲーム案の報告④(受講生G・H)
第12回 制作したゲームの体験
第13回 制作したゲームの文章化
第14回 ゼミで学修したことのまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定された文献だけでなく、関連する文献にも目を通しておいてください。予習すること前提として演習を行います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 50 | 報告、グループワーク、発言 |
| その他 | 50 | 成果物の提出、公表 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が75%を下回る場合、無断での欠席や遅刻があった場合はE判定になりますのでご注意ください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
成果物の公表
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaの活用
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
浅古泰史(2018)『ゲーム理論で考える政治学:フォーマルモデル入門』有斐閣
竹内俊隆(2011)『政策研究のためのゲームの理論』ミネルヴァ書房
海野道郎(2021)『社会的ジレンマ:合理的選択理論による問題解決の試み』ミネルヴァ書房
アクセルロッド,R.〔松田裕之訳〕(1998)『バクテリアから国際関係まで』ミネルヴァ書房
藤本徹ほか(2024)『シリアスゲーム』コロナ社
安藤哲也(2024)『まちづくりゲームカタログ』学芸出版社
その他特記事項
Zoom(あるいはWebex)を用いたゼミ、あるいは個別指導を数回程度行うことも検討しています。
2コマ連続など、変則的に授業を行う可能性があります。