シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習2 | 2025 | 後期複数 | 水3,水4 | 理工学部 | 新田 友子、姫野 賢治 | ニッタ トモコ、ヒメノ ケンジ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-CV3-3Z23
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前半は、構造力学、水理学および土質力学について、実務問題の本質を把握するとともに、その解答を工学的に分析することによって、解を導くまでの過程を表現するトレーニングを行う。
後半は論文の読み方・書き方の基礎として、パラグラフライティングや論文検索方法を習得し、検索した論文の要約を行う。
科目目的
⽬的は、「安全・利便・快適かつ景観に優れ、そして持続可能な生活環境を市民とともに創造し、豊かな環境・文化を次世代につなげる仕事を担う人材を養成」することである。
到達目標
都市プランナーコースのまとめの科目であり、当コースの教育目標(履修要項参照)に即した能力の涵養と確認を行う。
具体的には、
・構造・水理・地盤などの力学の習得と、都市プランニングでの必要性の理解。
・多変量解析+制約条件付き最適化問題の定式化・解法・解釈
・計画の諸要素:主体・目的・手段(財源)・手続・法システムの理解。
・法律・行政・財政などの行政・社会のマネジメント知識
・集団意思決定に必要な表現力、チームワーク力、環境、倫理など
具体的にはカルテ(「土木工学科/都市環境学科の歩き方」参照)の背面にある各科目のキーワードを知り、説明できること。
また、文章で見解を表現する能力を涵養することも目標となる
授業計画と内容
第1回 ガイダンス/構造力学(1) 静定・不静定
第2回 構造力学(2) 弾性方程式
第3回 構造力学(3) エネルギー原理
第4回 水理学(1) ベルヌーイの定理
第5回 水理学(2) ナビエストークス方程式
第6回 水理学(3) 開水路流れ
第7回 土質力学(1) 土の性質
第8回 土質力学(2) 圧密・土圧
第9回 論文の書き方(1) パラグラフライティング
第10回 論文の書き方(2) 序論・手法の書き方
第11回 論文の書き方(3) 結果・考察・結論の書き方
第12回 論文の読み方
第13回 図書館利用と論文検索に関する特別講義
第14回 個別テーマに応じた研究論文の検索と要約
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教員が指示する予定内容について教科書に目を通しておく。復習は特に力を入れ、次回までに曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。課題でレポートの提出がある場合は、必ず期日までに作成し、提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 14回のレポート(小テストを含む)の内容を評価する. |
平常点 | 40 | 14回の出席とレポート(小テストを含む)を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
「14回のレポート(小テストを含む)」とは,第1~8回は,レポートの提出をmanabaの小テストの機能を用いて行っているので,出席の確認のほか,その内容を実質的にレポートとして扱うという意味である.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国並びに地⽅⾃治体の計画の⽴案と評価、調査の設計と分析など
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
学⽣が設定する研究課題に即して、より論理的で実務的な考え⽅と⼿法について指導する。
テキスト・参考文献等
「都市環境学科の歩き方」の分野別キーワード、その他過去に受けたすべての授業のノートを振り返って、重要キーワードを抽出する。
その他配布資料