シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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離散選択モデル | 2025 | 前期 | 水4 | 理工学部 | 竹内 龍介 | タケウチ リュウスケ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-SS4-3C28
履修条件・関連科目等
交通計画、データ解析基礎を履修していることが望ましい
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教員による講義ならびに演習で行う。
科目目的
この科⽬の学習を通じて、学⽣が「交通⾏動の分析や解釈に対する理解と、それに基いた交通施策の提案」に対する知識を獲得することを⽬的とします。
到達目標
交通行動を表現するための代表的モデルであるランダム効用理論に基づく非集計行動モデルについて、その考え方、分析及び適用方法を習得すること
授業計画と内容
第1回 ガイダンス 交通需要予測モデルの歴史的流れ
第2回 交通行動分析とその方法
第3回 交通行動に関する施策(Traffic Demand Management, Mobility Management)
第4回 非集計モデルの基本的な考え方
第5回 非集計モデルの計算及びモデルの評価方法
第6回 多項ロジットモデルモデル・ネスティッドロジットモデル
第7回 調査方法とデータ作成方法
第8回 非集計モデルによる予測方法
第9回 交通行動の捉え方とモデル化(モデルの種類と使用方法)
第10回 非集計モデルの実際の活用例
第11回 意識調査による非集計モデルの概要
第12回 SPモデルの設計方法と直交表の活用
第13回 テストデータにおける推計
第14回 推計したモデルの評価、討議
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 時空間パスに関するレポートとSPモデルの推定課題に関するレポートの採点結果。 |
平常点 | 50 | 授業への取り組みと授業中の質疑応答の評価。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
都市交通計画や新たな交通手段導入において、離散選択モデルを策定及び計画を国内外で行った経験を有する。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
離散⾏動モデルの理論及び実務的な評価に関して説明できる。
テキスト・参考文献等
やさしい非集計分析 (社)交通工学研究会編
参考文献
非集計行動モデルの理論と実際、土木計画学研究委員会、1995年
北村隆一・森川高行編著、交通行動の分析とモデリング-理論/モデル/調査/応用- 技法堂出版、2002年
その他特記事項
なし