シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康・スポーツ実習Ⅰb | 2024 | 後期 | 木2 | 経済学部 | 中谷 康司 | ナカタニ ヤスシ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-PP1-01bS
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
毎回の授業構成は、前半にヨーガで体の準備と調整を行い、後半に空手を行います。初学者を対象として無理なく安全に、合理的な学習ができるよう、ヨーガの部・空手の部ともに理論的な解説、前回の復習、新しい内容の紹介と順次発展させて行きます。単に空手、ヨーガを体感・体得してもらうだけでなく、様々な解説を通して自らの帰属する東洋的文化を一段深いレベルで理解してくれることを期待します。
科目目的
本講座では、空手とヨーガという2つの種目を合わせて学びます。一見、2つは関連性がないように思われますが、空手は武術として対外的に、ヨーガはコンディショニングとして対内的に、どちらも自分の身を護る方法になります。そう考えると、両者を学習することは総合的な護身法を身に付けることと捉えることが出来ます。もう1つの共通点は、どちらも東洋発祥の身体技法であることです。
これらの実践を通して、東洋発祥の健康増進法・護身法を習得し、今後の生涯体育(生きがいになるような身体運動・生活に必要な身体活動やコンディショニング)につながるよう、基礎的な技術や心のありかたを学び、更に発展・応用して活用できるようにすることを目標とします。
到達目標
科目目的を達成することを目標とします。
授業計画と内容
後期では、前期の復習から始め、さらに発展した形や理論を紹介します。
次のような内容で順次、講義を展開します(紙面の都合、復習項目については含みません)。
第1回 前期復習1(ヨーガ:基本体操と考え方、空手:基本動作と理念)
第2回 前期復習2(ヨーガ:その他のポーズ、空手:組手)
第3回 鋤のポーズ、型(大極初段:順序)
第4回 逆さか立ちのポーズ、型(大極初段:注意事項)
第5回 赤子のポーズ、基本動作<攻撃技:蹴りの基本>
第6回 瞑想法(自己暗示法[プラスイメージ法])、基本動作<攻撃技:前蹴り>
第7回 魚のポーズ、組手<ミット蹴り(前)>、基本動作<攻撃技:飛前蹴り>
第8回 バッタのポーズ、組手<ミット蹴り(飛)>、基本動作<攻撃技:廻し蹴り>
第9回 アーチのポーズ、組手<ミット蹴り(廻し)>、基本動作<防御技:底掌払い>
第10回 ワニのポーズ、組手<蹴り-底掌払い、追突き-底掌払い>、基本動作<防御技:外受け>
第11回 弓のポーズ、組手<追突き-外受け>、基本動作<防御技:後屈手刀受け>
第12回 瞑想法(零化法[無念無想])、組手<追突き-後屈手刀受け>
第13回 まとめ(総合演習)
第14回 まとめ(技能評価)
※型とは、攻防の技の組み合せに体捌きを加え、単独反復練習が可能なように作られた稽古方式で、授業においては最も基本となる大極初段を行います。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
特になし。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。担当教員の指示に従ってください。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 期末に到達度確認として実技表演の機会を設けます。 |
レポート | 10 | 期末に理解度を問うレポートの提出を求めます。 |
平常点 | 70 | 講義への取り組み姿勢(出席状況含む)、また、説明内容についての理解度、また課題の習得状況を逐次、評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
実技ですので実習に参加し、実践することが重要です。
75%以上の出席を必須(全種目共通)とし、これを下回った場合は評価の対象としません(F評価とします)。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba上で学習上有益なデジタルコンテンツ(解説・動画)を提供します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト・資料は必要に応じてレジュメを配布します。
その他特記事項
道着着用の必要はありませんが、運動着を用意してください。
また、道場内では素足にて授業を行います。
初心者でも無理なく習得が進む教程で実施しています。武道やヨーガに興味はあったが、今までやる機会がなかった学生にもお勧めです。