シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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上級フランス語1a・2a | 2025 | 前期 | 火2 | 経済学部 | 本田 貴久 | ホンダ タカヒサ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-FR2-31aX
履修条件・関連科目等
フランス語初級文法を最後までおおまかに学んでおり、さらなる高みを目指すために、フランス語を読んだり、聴いたりすることに興味があること。
(2年次学生でも受講は可能です。)
授業で使用する言語
日本語/フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
必修のフランス語の授業に加えてさらにフランス語を学びたい学生に対して開講される授業です。
内容は、学生数や学生の要望によって変化させますが、基本的なコンセプトは、ゼミのように少人数で教師とともにフランス語を勉強するということです。
小説・論文・新聞記事のフランス語を読んだり、フランス語の映画を聞き取ったり、あるいは作文をするなどやることはたくさんあります。集まった学生の平均レベルにふさわしい教材を用意いたします。
科目目的
初級フランス語の授業で扱いきれなかった、日常で実践的に使われるフランス語を理解できるようになることを科目目的とします。
到達目標
・辞書や参考書を使って、やや複雑な書かれたフランス語を読むことができる。
・ボキャブラリーを確実に増やすこと(+500を目指します!)。
・フランス語を読んだり、聴いたりすることに挑戦することを楽しいと思えるようになる。
授業計画と内容
受講者が少人数になることが予想されるので、授業内容の詳細はあくまで受講者の平均レベルに応じて決定される。以下の授業内容は教科書に沿って問題を行うという想定であるが、実際には単語テストや課題など、さまざまな形でフランス語を勉強することになる。
なお、半期でボキャブラリーを600語増やしたいので、毎週50語の単語を覚えていくトレーニングが加わります。
教科書は『フランス語文法ドリル』を使います。
この教科書はレベル1〜3に分かれており、授業ではレベル2〜3を使います。
レベル3は仏作文(theme)となっています。
第1回 ガイダンス・発音の確認
第2回 レベル2 レッスン1(名詞や冠詞など)
第3回 レベル2 レッスン2 (形容詞など)
第4回 レベル2 レッスン3 (疑問文、前置詞など)
第5回 レベル2 レッスン4 (動詞+que)(←このあたりが中級から上級への分かれ目です。)
第6回 訳読 「和菓子について」(テキストはこちらで準備します。)
第7回 訳読 「和菓子について」
第8回 レベル2 レッスン5 (使役動詞など)
第9回 レベル2 レッスン6 (疑問代名詞など)
第10回 レベル2 レッスン7 (非人称構文、接続法など)
第11回 レベル2 レッスン8 (近接未来、近接過去)
第12回 レベル3 仏作文1〜2 (自己紹介)
第13回 レベル3 仏作文3〜4 (過去形を文章)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 小規模なものとなる予定です。 |
平常点 | 80 | 語彙力の増強用の課題、毎回の宿題、出席などを点数化します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
基本的にはゼミ形式で授業を進めるため、平常点を重視する。
平常点(毎回の課題の予習)80%、試験20%とする。
試験は各学生のレベルに応じた小規模なものを行う予定です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
大久保政憲『フランス語文法ドリル』朝日出版社、2022年、ISBN:978-4-255-35334-0
使用するのはレベル2(niveau 2)p. 51以降です。