シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ITビジネスのフロンティア | 2026 | 前期 | 水3 | 文学部 | 常川 真央 | ツネカワ マオ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SI3-M311
履修条件・関連科目等
「プログラミング(1)」「プログラミング(2)」「情報システム設計」「情報システム開発」を履修していることが望ましい。また、本科目では「UX論」で扱った知識や手法を活用することがある。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では社会情報学専攻の上級科目である「フロンティア科目」として、生成AIなどの現代の技術動向に対応したアプリケーション設計・開発の方法について実践を通じて学ぶ。
授業での設計・開発はチームで行い、プログラミングも画面を見ながら協働で行っていく。プログラミングが苦手、これまでシステム関連の科目を履修したことがないという学生も授業に参画できるように役割分担や課題の設定を行う予定である。
授業は(1)アプリケーション開発の最新動向、(2)コラボレーションによるアプリケーション開発の方法、(3)現代的な設計/開発の流れの概要、(4) 現代的なUI実装の技法、(5) バックエンドの実装技法、(6) ドキュメントの作成技法の6段階に分けて実施する。各回では実演を交えた講義を実施しつつ、学生がチームを組んで開発の演習を行う。最終回では、これまでの設計/開発のプロセスをふりかえりつつ、今後のアプリケーション開発の動向について解説する。
なお、本科目で開発した成果物と成果報告書は、次年度の履修生が閲覧・利用し、再利用する予定である。
科目目的
本科目は専攻カリキュラム(2021年度以降)における「データサイエンス・情報システム学系統」の専門科目として位置づけられている。図書館情報学コース2年次必修科目である「情報システム設計」「情報システム開発」を通して学んだ情報システムの設計・開発手法を実践を通じて活用する。
到達目標
1. 要求工学やソフトウェア工学に基づいてソフトウェアの設計・開発ができる
2. UXデザインの考えに基づいて適切なUI/UXの設計が実践できる
3. 他者と協働してソフトウェアの開発に取り組むことができる
4. AIのアプリケーション開発への活用について適切なリテラシーとスキルを習得している
授業計画と内容
第01回 ガイダンス/情報システム開発の最新動向
(バージョン管理/リポジトリ/エディタ)
第02回 コラボレーション技法(1): コードの分岐・変更
(リポジトリのフォーク/コミット/ブランチ)
第03回 コラボレーション技法(2):変更の承認・統合
(イシュー管理/プルリクエスト/マージ)
第04回 開発フローの構築
(デプロイ/継続的インテグレーション)
第05回 仕様と設計
(AIエージェント/仕様駆動開発)
第06回 UIの開発(1): UI開発の基礎
(React/Storybook)
第07回 UIの開発(2):UIコンポーネントの設計
(Reactコンポーネント/Tailwind)
第08回 UIの開発(3):インタラクションの設計
(インタラクション/状態管理)
第09回 UIの開発(4): 画面遷移の設計
(ルーティング)
第10回 バックエンド開発(1):データベース設計・実装
(SQL)
第11回 バックエンド開発(2):アプリケーションサーバーの構築
(サーバー/GraphQL)
第12回 バックエンド開発(3):ビジネスロジックの実装
(ビジネスロジック)
第13回 ドキュメンテーション
第14回 総括・まとめ: 情報システム開発のこれから
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演習の作業を授業内で留めず、授業時間外でも積極的に行い、履修者間で連絡を取り合うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 本科目の演習を踏まえたレポートを課し、授業で修得した技術知識を用いてその詳細を論理的に説明することができるかを評価する。レポート課題はManabaのレポート機能を通じて提示する。 |
| 平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とする。授業への参加および授業後の課題は授業中に作成したプログラムやドキュメントの内容によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
参加を確認できない授業が4回を超える者は成績評価の対象外とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
1. GitHub等のコードリポジトリサービスを利用し、オンラインで作業状況を共有しながら演習を行う。
2. 生成AIサービスを利用したアプリケーション開発について演習を行う場合がある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(テキスト)
適宜配布する。
(参考文献)
高橋真吾、衣川功一、野中誠、岸知二、野村佳秀『情報システムデザイン : 体験で学ぶシステムライフサイクルの実務』共立出版、2021年、東京、ISBN:978-4-320-12466-0
池田拓司,宇野雄,上ノ郷谷太一,坪田朋,元山和之,吉竹遼.『[はじめてのUIデザイン 改訂版](はじめてのUIデザイン 改訂版.md)』( https://ui-design.studio.site/ ).
横田紋奈・宇賀神みずき,いちばんやさしいGit&GitHubの教本 第2版 人気講師が教えるバージョン管理&共有入門,2022年,インプレス,東京,第2版, 「いちばんやさしい教本」シリーズ,ISBN: 978-4295013617 .
宮原徹・姉崎章博,オープンソースの教科書,C&R研究所,2021年,新潟,ISBN:9784863543584 .
岸知二、野田夏子『ソフトウェア工学』近代科学社、2016年、東京、ISBN:978-4-7649-0509-2