シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語2・6 Reading (Advanced)/英語(Ⅱ)・(Ⅵ) (Advanced) | 2024 | 秋学期 | 火5 | 法学部 | 長島 佐恵子 | ナガシマ サエコ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-002M,JU-EN2-006M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
小説を読み解く際に注意する技法などを解説しながら英語の短編小説を読みます。セメスターごとに3、4編を読むことを予定しています。
文学作品は感性で読むものなどと言われることもありますが、物語の中で何が起きているのか、作者が読者をどのように操作して作品のメッセージを伝えているかを読み解くには、正確な英語読解に基づく論理的思考が欠かせません。語り手の機能、視点、時間の扱い、象徴など、小説に用いられる様々な技法について学びながら短編小説を読むことで、発展的な文法やレトリックを多用する英語を読み解き楽しむ技法を身につけます。
作品の読解にあたって授業内でグループで確認を進めたり、テーマについてのディスカッションから言語と社会の関わりについても考えを深めたりもする授業です。グループワークに積極的に参加できることも履修の条件とします。
科目目的
論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構 築することができる能力を身につける。
到達目標
学生の教養に資する、論理的な思考力が求められる英語の文章をとりあげ、テクストがどのような 文脈で書かれているのかを必要に応じて自ら調べて補いながら、正確に読み解く能力を養う。より専 門的な語彙や難易度の高い語彙、文法的に複雑な文、レトリックを含む文章を、文章構造も意識しな がら、理解することができるようにする。
授業計画と内容
1.イントロダクション
2. 短編1(導入)
3. 短編1(表現とストーリーの確認)
4. 短編1(社会文化的な背景のリサーチと内容理解の掘り下げ)
5.短編1のグループディスカッションと次の課題の導入
6. 短編2(導入)
7. 短編2(表現とストーリーの確認)
8. 短編2(翻訳プロジェクト)
9.短編2のグループディスカッションと次の課題の導入
10. 短編3(導入)
11. 短編3(表現とストーリーの確認)
12. 短編3(翻訳プロジェクト)
13.短編3のグループディスカッション
14. まとめ
*ただし途中進度によって調整する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うこと が求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 文学作品の英語を読むための語彙やレトリックに関する知識が身についたか、翻訳の力が伸びたかなどを確認します。 |
レポート | 20 | 翻訳プロジェクトなどのレポート課題の合計です。 |
平常点 | 30 | 各回のフィードバックペーパーを中心に、授業内でのプロジェクト参加などを含む授業への参加・貢献などで評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
連絡事項やクラス内での作業でmanabaや Google関連のツールを使用します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業内で適宜配布・指示します。