シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 情報資源組織演習(1) | 2026 | 後期 | 土1 | 文学部 | 大蔵 綾子 | オオクラ アヤコ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IM2-M411
履修条件・関連科目等
履修条件はない。ただし、体系的かつ合理的な学修成果を確保するため、本科目の受講開始時までに「情報資源組織論」(前期)の単位を修得済みであることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
図書館において情報資源(資料)を利用するためには、当該情報資源を合理的に組織化(整理)する技術が必要である。
この授業では、情報資源の組織化に関する作業のうち、分類及び件名に関するものについて演習を行う。具体的には、「情報資源組織論」(前期)で学習した内容を基に、日本十進分類法(NDC)及び基本件名標目表(BSH)を利用した作業を中心に、情報組織化に関する基礎的技術を習得する。
科目目的
本科目は、司書資格の取得に必要な科目のうち「図書館情報資源に関する科目」に位置付けられている。高度・多様化する情報資源やメディア、効果的な組織化、利用者への情報資源の発展的サービスについて、「分類法」及び「件名法」の観点から学習することが求められる。
多様な情報資源に関する主題分析、分類作業、統制語彙の適用の演習を通して、情報資源組織業務について実践的な能力を養成することを目的とする。
到達目標
1.日本十進分類法(NDC)を用い、利用に供するために、情報資源に適切な分類を付与することができる。
2.基本件名標目表(BSH)を用い、利用に供するために、情報資源に適切な件名を付与することができる。
3.シソーラスの意義を理解し、情報資源の効果的整備について説明することができる。
授業計画と内容
この科目は、大別して「分類法」及び「件名法」から構成される。
第1回:主題目録法
・情報資源組織の概要
・主題目録法の概要(主題、主題分析)
・要約法、網羅的索引法
【分類法】
第2回:分類法1
・『日本十進分類法』(NDC)の概要(構成、使用法)
・細目表
・分類作業
第3回:分類法2
・分類規程の概要(定義、種類)
・主題の観点、主題と形式概念、原著作と関連著作、複数主題、主題と主題の関連
第4回:分類法3
・補助表の概要(種類、使用法)
・一般補助表、固有補助表
第5回:分類法4:各類別1
・0類(総記)
・1類(思想・哲学、心理、宗教)
第6回:分類法5:各類別2
・2類(歴史、伝記、紀行)
第7回:分類法6:各類別3
・3類前半(政治、法律)
第8回:分類法7:各類別4
・3類後半(経済、統計、教育、民族・民俗)
第9回:分類法8:各類別5
・4類(数学、化学、物理、医療)
・5類(技術、工学、家政)
第10回:分類法9:各類別6
・6類(産業)
・7類(芸術、スポーツ)
第11回:分類法10:各類別7
・8類(言語)
・9類(文学)
【件名法】
第12回:件名法1
・『基本件名標目表』(BSH)の概要(用途、目的、構成、使用法)
第13回:件名法2
・参照(直接参照(をみよ参照)、連結参照(をも見よ参照))
・語と語の関係(同義関係、階層関係、関連関係)
・細目
第14回:件名法3:件名規程
・件名作業
・件名規程
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
配付資料は全て授業開始前までにmanabaに掲載する。掲載時期は、文字資料が授業開始1週間前まで、図画資料が授業開始前日までを目途とする。掲載された配付資料については授業開始までに一読されたい。
演習及び課題についてもmanabaを使用して提出してもらう。
加えて、実際に図書館に行き排架された資料の背ラベルを確認したり、OPACを閲覧する等して理解を深めることを推奨する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 評価基準は、平常的に課す演習及び課題の提出回数及び内容により異なる。詳細については、演習又は課題毎に授業中又はmanabaで説明する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
本授業では、効率的及び本質的授業の運営を確保するという観点から、出欠確認は行わない(出席しなくても良いという意味ではない)。したがって、授業を欠席する際、欠席する旨の連絡は不要である。
ただし、実習等を理由とした欠席については、合理的配慮を行う観点から、事前に連絡するとともに実習等の終了後に届出書等の書類を提出することを推奨する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
履修生の規模、要望、意欲、習熟度又は進捗状況によっては、教室外授業を行う可能性がある。その際は、あらかじめ授業中に説明する。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
配付資料の掲載、質問の受付及び回答、演習・課題の出題・回収、連絡事項の伝達等については、全てmanaba又はresponを利用して行う(紙資料の配付・回収は行わない)。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
図書館における実務(中央大学、首都大学東京、東京大学)では、資料の受入れ、目録作成、図書館システムへの登録、OPACの更新、保存図書館への移管等を担当した。
また、図書館類縁機関であるアーカイブズ機関における実務(国立公文書館、日本銀行、人事院)では、公文書等の分類・目録作成、文書管理システムへの登録・更新、分類・目録作成マニュアルの作成等を担当した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
図書館における実務経験を踏まえた解説を行う。あわせて、図書館類縁機関としてアーカイブズ機関における実務経験を踏まえ、図書館における情報資源を相対的かつ客観的に理解することができるよう努める。
テキスト・参考文献等
●テキスト
・小西和信[ほか].情報資源組織演習.樹村房.2021,東京,三訂,(現代図書館情報学シリーズ,10),ISBN978-4-88367-350-6
なお、上記テキストには正誤表がある。生協等を通して最新の刷を入手することをしなかった場合は、出版者ウェブサイト(https://www.jusonbo.co.jp/support/)を参考に、各自で訂正しておくこと。
●参考文献等
・もりきよし原編.日本十進分類法.日本図書館協会,東京,新訂10版,ISBN978-4-8204-1413-1※
・日本図書館協会件名標目委員会編.基本件名標目表.日本図書館協会,東京,第4版,ISBN978-4-8204-9912-1※
(※上記2点については、教室内に備付のものを使用することが可能)
・和中幹雄,横谷弘美.情報資源組織演習.日本図書館協会.2023,3訂版,(JLA図書館情報学テキストシリーズ3,10),ISBN978-4-8204-2213-6
・榎本裕希子[ほか].情報資源組織論.学文社.2019,第2版,(ベーシック司書講座・図書館の基礎と展望,3),ISBN978-4-7620-2889-2
・田窪直規[ほか].情報資源組織論.樹村房,2020,東京,三訂,(現代図書館情報学シリーズ,9),ISBN978-4-8836-7339-1
・日本図書館研究会編.情報資源組織法:日本目録規則2018年版・日本十進分類法新訂10版・基本件名標目表第4版対応.日本図書館研究会.2020,ISBN978-4-930992-28-4
・日本図書館研究会.図書館資料の目録と分類.日本図書館研究会,2015,増訂第5版
・藤田節子.情報整理・検索に活かすインデックスのテクニック.共立出版,2001
・I. C. McIlwaine.UDCの使い方 : 国際十進分類法の利用と応用.情報科学技術協会,1994
・緑川信之.本を分類する.勁草書房,1996
・蟹瀬智弘、NDCへの招待.樹村房,2015
●その他
・テキスト・参考文献等を補足する資料を配付する。
その他特記事項
教員と連絡をとりたい場合、manabaの「個別指導(コレクション)」を使用されたい。電子メールによる連絡には応じないので留意されたい。