シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 教育学演習(2)/教育学演習(2)(8) | 2026 | 通年 | 火4 | 文学部 | 濵谷 佳奈 | ハマタニ カナ | 3・4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-ED3-N802
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「民主主義を体験できる学校教育」と「学習者の多様性に応じた教育」のあり方について、特に日本、ドイツ、ノルウェーの幼児教育及び初等・中等教育に見られる試みについて検討する。
前期は学校法学の観点からのアプローチ、後期は教師教育の観点からのアプローチを中心に考察する。
ただし、受講生と相談の上、内容を変更することがある。
科目目的
学校法学及び教師教育の観点から、民主主義教育と多様性に対応する学校教育の理念と目的、実践の可能性について考察することができる。
ゼミでの文献講読と発表、討論を通して、各自の研究に必要となる方法論と、自身の研究課題を見出すための思考方法を修得する。
到達目標
民主主義教育と多様性に対応する学校教育の意義と課題について、各国における取り組みを踏まえて批判的に考察することができる。
ゼミでの文献講読と発表、討論を通して、自身の問題関心と研究テーマを明確にすることができる。
授業計画と内容
<前期>
1. オリエンテーションー本授業の進め方
2. 子どもの権利条約と青少年の政治・行政参加
3. 自治体における青少年の政治・行政参加
4. 公法上の学校特別権力関係論と生徒の法的地位
5. 主権者教育と教員の「教育上の自由」
6. 教育の政治的中立性と教育公務員に対する政治活動規制
7. 主権者教育政策の憲法・学校法的評価
8. 「私学の自由」と生徒の政治的意見表明の自由
9. 青少年の政治参加の法的構造
10. 青少年の参加権利保障法制
11. 青少年の自治体政治・行政への参加
12. 幼児教育法制改革と幼稚園における園児の参加
13. 生徒の学校参加の法的構造
14. ドイツにおける政治教育ー法治国家的に形成された民主主義への教育
<後期>
1. オリエンテーションー後期授業の進め方
2. 多様性と社会正義の視点から教育をとらえ直す
3. 多文化社会の教育をめぐる視点と論点
4. ナショナル・アイデンティティの認識 ―日本とノルウェーの大学生へ調査から―
5. 多様性に応じる教師教育の政策動向と課題
6. 多様性の視点を取り入れるための教師教育者の戦略
7. 教師教育者の授業実践―寛容と公正およびケアリングの視点から―
8. 多文化化するノルウェーの社会と教育
9. 教室における多様性の認識と実践―批判的視点からの検討―
10. 移民集住地域の学校の実践―多文化教育の視点から―
11. 文化的多様性に応じる教師教育
12. 社会正義を志向する教師教育―ノルウェーと日本の教師教育者の語りから―
13. 多文化時代の教師教育の構想に向けて
14. 総括討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 期末レポートの内容に基づいて評価する。 |
| 平常点 | 50 | 発表内容、ディスカッションへの参加、毎回のリアクション・ペーパーに基づいて評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを用いる。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
1. 結城忠『青少年の政治参加ー民主主義を強化するために』信山社、2023年。
2. 北山夕華、橋崎頼子 編『多文化社会の学校と教師教育ーノルウェーと日本の国際比較研究から』大阪大学出版会、2024年。
<参考文献>
1. ローラント・ヴォルフガング・ヘンケ編集代表『ドイツの道徳教科書ー5、6年実践哲学科の価値教育』(濵谷佳奈監訳)明石書店、2019年。
2. 濵谷佳奈『現代ドイツの倫理・道徳教育にみる多様性と連携ー中等教育の宗教科と倫理・哲学科との関係史』風間書房、2020年。