シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生命科学特殊論文研修Ⅴ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 箕浦 高子 | ミノウラ タカコ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI6-9A06
履修条件・関連科目等
博士課程後期課程の3年間に開講される関連する6科目、「生命科学特殊論文研修Ⅰ」~「生命科学特殊論文研修Ⅵ」のすべてを一貫して履修することを前提とする。原則、これらの6科目は同じ研究室で履修する。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
細胞運動のメカニズムやその制御機構について、主に細胞生物学的方法により探求する。具体的な研究テーマは以下の通りである。
・ 細胞骨格タンパク質と、それらが担う細胞の形態形成や運動について
・ アクチンの機能と多様性について
・ 微小管(チューブリン)の機能と多様性について
・ 鞭毛・繊毛形成と運動の機構について
研究材料としてはクラミドモナス等の緑藻類や動物培養細胞を扱う。各種突然変異体や形質転換体を作成し、対象遺伝子の発現様式や細胞内でのふるまいを、分子生物学・生化学的方法および蛍光プローブによるイメージング等を用いて解析する。
科目目的
最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させることにより、自立した研究者や高度の専門職業人を養成することを目的とする。
到達目標
学位論文としてほぼ最終の形にまとめることを目標に、学位の申請に向けた専攻内審査のための発表資料の作成や口頭発表の準備を行うことができる力を備える。
授業計画と内容
※日程は各履修生と調整する。進捗状況により変更の可能性もある。
1. オリエンテーション:特殊論文研修Vについて,これまでの研究活動の振り返り
2. 研究指導①:研究課題の設定,博士論文完成までのスケジューリング
3. 教員による論文紹介①:細胞運動関連分野の最新の研究論文(1本目)の紹介
4. 学生による論文紹介①:研究課題に関連した最新の研究論文(1本目)の紹介
5. 研究進捗状況の報告①:最新の研究成果の紹介,研究データについての討議
6. 研究指導②:研究成果の小括,研究方針の見直し
7. 教員による論文紹介②:細胞運動関連分野の最新の研究論文(2本目)の紹介
8. 学生による論文紹介②:研究課題に関連した最新の研究論文(2本目)の紹介
9. 研究進捗状況の報告②:最新の研究成果の紹介,研究データについての討議
10. 研究指導③:研究成果の小括,研究方針の見直し
11. 教員による論文紹介③:細胞運動関連分野の最新の研究論文(3本目)の紹介
12. 学生による論文紹介③:研究課題に関連した最新の研究論文(3本目)の紹介
13. 研究進捗状況の報告③:ここまでの研究成果の紹介,研究データについての討議
14. 研究の総括:研究成果の客観的な評価,研究課題の達成状況の把握
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
インターネットだけに頼らない、多角的な情報検索を行うとともに、学位審査に向けてプレゼンテーションの準備を行う。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量をもって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
論文研修を実施するうえで問題が生じた場合は、研究室で定期的に実施されるセミナーや研究進捗報告会でのディスカッションを通して、あるいは教員との個別面談によって解決する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
塩基配列の解析、PCRプライマーやプラスミドの設計、各種データベースの検索、画像処理等において、様々なアプリケーションやWebアプリケーションを使用する。 また、研究室で定期的に実施されるセミナーや研究進捗報告会では、必要に応じて動画データ等を用いることがある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示する。
その他特記事項
留学など、一般的な履修形態と異なる場合、この科目の履修にあたっては、担当の教員と十分に相談すること。