シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅰ | 2025 | 春学期 | 木2 | 商学部 | 林 祥平 | ハヤシ ショウヘイ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:モチベーションをマネジメントする
私たちの生活は「行動」の集積です。ひとつひとつの行動の裏側にはモチベーションが関係しています。意欲的にとった行動と、そうでない行動では、得られる経験も報酬も違ってくるでしょう。そこで本演習では、モチベーションを理解し、モチベーションをセルフマネジメントできるようになるための基礎を身につけることを目指します。
学習は講義を受けたり、読書したりといったインプットだけではなく、アウトプットすることでより促進されます。アウトプットの技法を学ぶことでより深く考えられるようになり、自分の考えを相手に伝えられるようにもなります。本演習では、モチベーションを題材にし、アウトプットの技法を身につけてもらいます。
ベーシック演習I(春学期)は、①自分の考えをより効果的に相手に伝えるためのテクニックを学びつつ、②モチベーションに関するテキストを使って知識を獲得し、ディスカッションを通じて理解を深めていきます。
ベーシック演習II(秋学期)は、グループでモチベーションに関するテーマを決め、調査をしてもらいます。自分たちで能動的に動くことによって、モチベーションの特徴について深く学んでもらいます。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
本演習の目的は、モチベーションに関する幅広いトピックスについて触れ、具体(行動)と抽象(モチベーション)の関係を理解することです。経営学では現実と理論の往復が非常に重要になります。しかし、その往復運動には頭の使い方という掴みにくいノウハウが関係しています。その頭の使い方を身につけるための、きっかけとして本演習ではモチベーションに着眼します。
到達目標
本演習では以下の3つを習得することを目標とします。
1.モチベーションのメカニズムについて理解する
2.自分の考えを適切に相手に伝えるテクニックを身につける
3.大学での学びを深めるためのスキルを身につける
授業計画と内容
春学期
第1回 ガイダンス
第2回 プレゼンテーションを経験する
第3回 プレゼンテーションの技法:計画
第4回 プレゼンテーションの技法:調査
第5回 プレゼンテーションの技法:構成
第6回 プレゼンテーションの技法:発表
第7回 輪読:第1章の発表とディスカッション
第8回 輪読:第2章の発表とディスカッション
第9回 輪読:第3章の発表とディスカッション
第10回 輪読:第4章の発表とディスカッション
第11回 輪読:第5章の発表とディスカッション
第12回 輪読:第6章の発表とディスカッション
第13回 輪読:第7章の発表とディスカッション
第14回 輪読:第8章の発表とディスカッション
秋学期
第15回 ガイダンス
第16回 問題設定:身近なモチベーションについて考える
第17回 問題設定:モチベーションに疑問を持つ
第18回 調査方法について考える
第19回 調査方法を実践する
第20回 分析方法を学ぶ
第21回 分析をしてみる:分析ツールを使ってみる
第22回 分析をしてみる:データを分析する
第23回 分析結果を考察する
第24回 プレゼンテーション準備
第25回 研究内容についてプレゼンする
第26回 レポートの技法と実践
第27回 レポートの技法と実践
第28回 ふり返り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 春)第7回~第14回の輪読課題についてレポートを提出してもらいます。レポートでは、自分の考えを言語化できているか、上手く推敲できているかを評価します。 秋)最終レポートを各グループに課します。自分たちが何を課題とし、何を調べ、何を明らかにしたのかについて言語化できているか、そして深く考察できているかについて評価します。 |
平常点 | 70 | 授業への参加、ディスカッションへの参加と貢献、プレゼンテーションの質などを総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:池田浩著『モチベーションに火をつける働き方の心理学』日本法令
その他特記事項
〔ソフトウェアの利用〕
MicrosoftのWord, Excel, Powerpointを使用します
〔募集人数〕
18名