シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A1/専門演習B1 | 2024 | 春学期 | 火5 | 法学部 | 力丸 祥子 | リキマル サチコ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
フランスに興味があり、自らの意志に基づいて自発的な考察のできる者。また、演習
に毎回出席できる者。
授業で使用する言語
日本語/フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
フランスの同性間カップルをめぐる問題を取り上げつつ、それを比較考察していく。
それとともに、文化的背景を探るに必要な映像資料なども積極的に活用していく。
また、フランスに留学を希望する者にも対応するよう、フランス語を使う時間も設け
る予定である。
科目目的
フランスにおける同性愛者の保護、同性婚、そして同性間カップルが子どもを持つ権
利を中心に現状を把握すること、そして、それらの問題点について、我が国の状況と
比較しつつ考察することによって、外国法を取り扱う際の基本的な姿勢について学ぶ
ことを目的とする。
到達目標
1)フランスにおける同性愛者の保護、同性婚、そして同性間カップルが子どもを持つ権
利に関する資料をフランス語で読むことによって、フランス語自体の能力を高めること。
2)同時に、この分野におけるフランスと日本の状況を比較し、考察することによって、法解釈学、特に外国法を扱う際に必要な姿勢、視点を身につけること。
授業計画と内容
【春学期】
1 ガイダンス
2 問題点の抽出
3 フランスの婚姻制度の歴史・意義
4 フランスにおける伝統的な婚姻の要件
5 フランスのPACS 制度の概要
6 フランスにおける同性婚合法化への動き
7 フランスにおける同性婚を認める法律の概要
8 日本における婚姻制度の歴史・意義
9 日本における婚姻の要件
10 日本におけるパートナーシップ制度の概要
11 日本におけるパートナーシップ制度の問題点
12 日本における同性間カップルと企業
13 日本における同性婚合法化の可能性
14 春学期まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
次の授業時間までに出された課題について、自分なりの準備をしておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 演習に出席すること、演習において積極的に参加することによって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に指示する。