シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A2/専門演習B2 | 2024 | 秋学期 | 木4 | 法学部 | 松原 光宏 | マツバラ ミツヒロ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-016S
履修条件・関連科目等
憲法一部及び二部の履修は当然として、並行でもよいので、特に行政法、更に法哲学、
法思想史等の学習をして下さい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
専攻分野を深めるべく、重要判例、評釈、最新の学術論文を読む。講義の復習ではなく、専
攻分野についての基礎訓練が行われる。進路は問わないが、将来的な積み上げが可能となるよう、学問に取り組む。
科目目的
公法の演習を通じ、アンダーグラジュエートにおける法学教育の総仕上げを行う。
到達目標
最高裁の判例理論および憲法ドグマーティクについての基本的知識を獲得、更には国際比較のもと、それらを批判的に理解することを目指す。
授業計画と内容
下記の演習本から出発しつつ、関連する重要判例・論文を読む(受講生いかんではテキスト
交換の可能性はある)。希望があれば、英語またはドイツ語の初歩的文献を読むことも可能
である。なお、少人数の場合には、チュートリアル方式による。スケジュールは下記の通り。
(秋学期)
15 生存権の憲法的構成
16 学問の自由と教育を受ける権利
17 選挙権と選挙運動の自由
18 裁判を受ける権利
19 権力分立と法の支配
20 国民主権と代表制
21 国会
22 内閣
23 「執政」とコントロール
24 地方自治
25 裁判所
26 違憲審査制
27 憲法判断の方法
28 「憲法論」を主張する
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
履修条件に記した科目の知識に不安を覚える者は、演習開始までに自ら補填しておく
ことが必要である。専門演習は補習ではなく、学問の応用的展開をおこなう場であり、
留意して欲しい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 出席及び平時の活動内容を基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
現在のところ、宍戸常寿・憲法解釈論の応用と展開第二版(日本評論社・2014)を予
定する(出版市場に鑑み、テキスト変更の可能性があり、購入には注意されたい)。いずれにしても、演習書に基づき、最近の最高裁判例理論および憲法ドグマーティクについて、批判的に勉強したい。