シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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法と社会 | 2024 | 春学期 | 木2 | 法学部 | 黒石 英毅 | クロイシ ヒデキ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL2-001L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「法と社会」は法の改正や同法に関する裁判例について、その社会的背景などから調べることで、現実社会における法の在り方をより深く理解していくための科目である。
現代の企業活動を法的に理解するためには、その基本となる共同企業形態である会社の組織・取引の法的な仕組みを学習する必要がある。今日の会社制度の中心は株式会社であり、株式会社に関する基本的な規制をしているのが、平成18年に施行された「会社法」である。本講義では、旧商法および会社法の制定・改正、その背景等について検討する。授業は、受講者の報告および質疑応答により実施する。
会社法の基本的な知識を有していることが望ましい。
科目目的
旧商法および会社法の制定・改正について、生自らが調べ、それを発表し、討論していくことで、その社会的・経済的背景を踏まえながら会社法が果たしている現実社会における役割・あり方を自ら理解することを目的とする。履修者と担当教員との双方向授業である。
到達目標
改正の社会的背景など、受講生自ら積極的に資料等を調べ整理、理解、発表し、それについて討論できることを到達の目標とする。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 株式制度
第3回 会社の機関
第4回 会社の設立、会社の資金調達
第5回 昭和23年・昭和25年商法改正
第6回 昭和30年・昭和37年・昭和41年商法改正
第7回 昭和56年商法改正
第8回 平成2年・平成5年・平成6年・平成9年商法改正
第9回 平成11年・平成12年商法改正
第10回 平成13年商法改正
第11回 平成14年・平成15年商法改正
第12回 平成17年会社法制定
第13回 平成26年会社法改正
第14回 令和元年会社法改正
※会社法の改正、受講生の会社法の理解度、興味等により、受講生と相談の上、
授業計画を変更することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
グループ発表では、文献検索やレジュメの作成などの準備を授業時間外で⾏います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 報告状況および質疑応答状況により評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
「テキスト」
特に指定しない。関連資料等を適宜配布する。各自が「会社法1」「会社法2」で受講した際のテキスト等を適宜利用してください。
「参考文献」
三浦治『基本テキスト 会社法(第3版)』(中央経済社 2022年)
西南法学基礎教育研究会『法学部ゼミガイドブック―ディベートで鍛える論理的思考力-【改訂版】』(法律文化社 2019年)
その他、参考文献については適宜講義時に紹介する。