シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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外国法研究1B-3 | 2024 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 力丸 祥子 | リキマル サチコ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-NF3-008L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
フランスの私法、特に民法、家族法分野の中からテーマを設定して、フランス語文献を読みつつ、内容を理解し、必要な範囲で日本法との比較を行っていきます。
履修者は、必ずしもフランス語の既習者である必要はありませんが、文献を読む都合上、自らフランス語を学ぶ意欲のあることを前提とします。
フランス語での質疑応答も、可能な学生さんには積極的に行っていきたいと思っていますので、フランスへの留学を考えている学生さんや、フランス語の実力を伸ばしたいと思っている学生さんにとっても、有意義な授業となると思います。
科目目的
フランスの私法分野に関する簡単な説明を読みながら、フランスの法律の概要について理解するとともに、フランス語読解能力も養うことを目的としています。
のみならず、折に触れて日本法との比較も行っていきますので、受講生は日本法の復習をすること、そして、比較の視点を持つことも可能となります。
到達目標
フランスの私法分野に関する知識の取得と、日本法との比較をなしうる能力、視点を持つこと、また、フランス語の基礎的な理解力を持つことが目標となります。
単位の付与にあたっては、学期始めと終わりでどれだけの進歩があったか、を基準に評価しますので、フランス語の未修者の場合であってもやる気さえあれば履修は可能です。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 婚姻の要件
第3回 婚姻の障がい事由
第4回 同性婚合法化までの歴史
第5回 同性婚による改正点
第6回 非婚の種類
第7回 パックスの成立までの歴史
第8回 パックスの内容
第9回 パックス制定以降の改正点
第10回 婚姻における義務
第11回 扶養義務が課せられる場合
第12回 扶養義務に関する手続
第13回 夫婦財産制度
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への出席、参加、予習の程度を考慮して総合的に判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
平常点評価であるため、特別のフィードバックは行いませんが、日々の授業の中でのコメントがこの代わりとなります。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の最初の回に指示します。