シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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民事訴訟法特講 判例研究2 | 2024 | 秋学期 | 水3 | 法学部 | 秦 公正 | ハタ キミマサ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-CI3-012S
履修条件・関連科目等
履修条件はとくにありません。民事訴訟法を履修済みであることが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
判例を読み、理解する作業は非常に骨の折れる、時間のかかる作業であることは言うまでもありません。この授業は、民事訴訟法のテーマに関する判例を丹念に読み、理解することを中心とし、その上で、具体的な事例の考察を行います。授業ではレジュメを配布し(manabaに事前にアップロードするか、もしくは、授業時に配布します)、適宜発問を交える形で行います。
なお、授業で取り上げる判例、報告レジュメ等はmanabaにアップロードするので、事前にプリントアウトするなどして各自持参してください(担当者の方では用意しません)。
※「民事訴訟法特講 判例研究2」の履修を考える場合には、以下3点につき、特に注意してください。
・履修者(聴講を許可されたゲスト登録者を含む)には、複数グループに分かれてもらい、最低1回の判例報告をしていただきます。その際、報告担当グループは、報告用レジュメを作成し、報告前日までに電子データ(WordもしくはPDF)でmanabaにアップロードしていただきます。
・報告を担当していない履修者も、時間の許す限り、アップロードされたレジュメに目を通してから授業に参加してください。
・3週に1回程度、それまでに学んだ判例に関するふりかえりをかねて、具体的な演習問題を検討し、答案を作成する時間を設けます(約40分程度)。
科目目的
民事訴訟法に関する判例をいくつか取り上げて、具体的な事案を注意深く、丹念に理解した上で、当該事件における判例の基本的かつ十分な理解を得ることを目的とします。
到達目標
取り上げる判例の事案と重要な内容を理解すること、インプットした判例の知識を具体的な事案にあてはめて結論を導き出せるようになることを目標とします。
授業計画と内容
以下の授業計画は、変更する可能性があります。
第1回 ガイダンス 授業の進め方、グループ分け・報告担当日決定など
第2回 一部請求に関する判例
第3回 当事者に関する判例
第4回 第2回、第3回のふりかえり、問題演習
第5回 弁論主義に関する判例
第6回 裁判上の自白に関する判例
第7回 第5回、第6回のふりかえり、問題演習
第8回 書証に関する判例
第9回 処分権主義に関する判例
第10回 第8回、第9回のふりかえり、問題演習
第11回 判決効(既判力)に関する判例
第12回 判決効(その他効力)に関する判例
第13回 第11回、第12回のふりかえり、問題演習
第14回 全体のふりかえり、まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 10 | 指定された1つの判例について、レポートを提出してもらい、それをもとに評価を行います。 |
平常点 | 90 | 出席状況、授業への取り組み、報告、発言等を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
※レポートに関して
指定された判例についてレポートを提出していただきます。レポートは、提出の有無、レポートとしての形式、テーマについての調査の程度、記述内容等を評価します。評価は、5段階で行います(未提出の場合は0点となります)。
※出席状況に関して
・5回以上欠席した場合、原則として単位を付与しません。
・3回以上欠席した場合、S評価は与えられません。
・複数回遅刻をした場合、欠席として扱うことがあります。
ただし、以上に関し、コロナ・インフルエンザなど、出校停止期間に重なったため欠席した場合は、欠席にカウントしません。また、忌引き等により欠席が認められている場合も同様とします。
※報告について
履修者(ゲスト登録を受けて、授業の聴講が認められた者も含む)は、最低1回の判例報告をする必要があります。報告回にやむを得ず欠席した場合は、それに代わる代替課題に取り組む必要があります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しません。
テーマに関する判例資料は、事前にmanabaのコンテンツにアップロードします。
講時は授業時に配布するレジュメに沿って実施します。判例報告については、担当者が用意した報告レジュメを配布します。
参考文献等については、授業実施時に必要に応じて指示します。