シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報処理1 | 2024 | 春学期 | 火3 | 法学部 | 岡田 大士 | オカダ ダイシ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OI1-003P
履修条件・関連科目等
●本科目は、「Web抽選科目」に指定されている。
●本科目の履修希望者は「Web抽選科目」の手続きにしたがい、事前登録を行うこと。手続き方法は「法学部掲示板 Temico」に示される予定である。
●本科目は「情報処理2」とのセットで履修登録を行う。
●教室定員の関係から、1クラスの履修者数の上限を60人とする。希望者数がそれを超えた場合には、7クラスのいずれかに振り分けることがある。
●(3年生以上の履修者へ)教職課程「情報機器の操作」に対応する科目として履修する場合は、「情報処理1」「情報処理2」両方の単位取得が必要なので注意すること。
●いわゆる情報格差(デジタルディバイド)を感じている人、つまりパソコンの使用経験があまり無い学生の履修を勧める。パソコンに習熟している学生は「情報処理論A1・A2」、「情報処理論B1・B2」を履修すること。
●「その他特記事項」を必ず読むこと。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
●本科目は、コンピューターの利用者にとって不可欠の知識であるコンピューター概論(ハードおよびソフト)とコンピューターリテラシー、およびネットワークリテラシーを中心に講義を展開する。
●本科目は、オンライン授業にて講義を行い、講義の進行にあわせてパーソナルコンピューター(以下、パソコン)を使用して演習を行う。また、授業の総括として学期末に期末課題を課す。
科目目的
●本科目は、法学部総合教育科目の情報・数学分野のカリキュラムに位置付けられている。
●現代の社会では、コンピューターを用いた電子文書の作成やネットワークを通じた資料の入手が、もはや出来て当たり前のこととみなされている。本科目は、コンピューターリテラシーおよびネットワークリテラシーに関して初心者であることを自認する学生(つまりコンピューターが苦手な学生)のスキルを、一定の水準に引き上げることにより、法学部で学ぶものに求められる「批判的・創造的態度」および「広く深い教養に裏打ちされた理性的態度」を実践し運用する能力を身に着けることを目的とする。
到達目標
●本科目の到達目標は、法学部で学ぶものに求められる「批判的・創造的態度」および「広く深い教養に裏打ちされた理性的態度」を実践し運用するために必須であり、将来社会人となった際に職場で一般に期待され、要求される程度のコンピューター及びネットワークに関するスキル(もう少し具体的に言えば、読みやすいレジュメやレポート、プレゼンテーションスライドを作成するスキル)を身につけることである。
授業計画と内容
●14週の授業で、以下の内容に関する講義および演習を実施する。「授業時間外の学習」の項も参考にすること。
1.本科目で使用する機器・システム(情報処理教室・C-plus・manaba等)の説明(全1回)
2. ネットワークリテラシー(全5回)
(1) インターネット概論
(2) パソコンで電子メールを送る
(3) ウェブブラウザーの利用
(4) パーソナルコンピューター概論
(5) データベースを用いた情報検索
3.ワードプロセッサー(Microsoft Word)(全5回)
(1) 1ページ程度のビジネス文書作成
(2) 1ページ程度の報告書作成
(3) レポート用テンプレートの作成
(4) 4ページ程度のレポート作成
(5) ビジネス文書の校正
4.プレゼンテーションソフト(Microsoft PowerPoint)(全2回)
(1) スライドの作成
(2) 演習
5.ワードプロセッサーとプレゼンテーションソフトを用いた資料の作成(全1回)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
●高校等での「情報」科目に関する教科書、副教材などを用いて事前に復習してから授業に臨むことを勧める。
●取り組んだ演習の内容を理解するためにも、授業時間外にもう一度復習することを勧める。
●授業時間外にもmanaba等を通じて授業に関する連絡を行ったり、臨時に演習課題を追加したりする場合がある。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 学期末にレポートを課す。 評価基準:授業中に説明された文書作成・スライド作成の内容が理解できているか、指定されたテーマ・構成を踏まえた文書作成・スライド作成ができているかを評価する。 |
平常点 | 40 | 授業各回で演習課題を課す。 評価基準:指定した期日までに、授業で指示された操作および授業で説明された内容が理解できているかを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
●授業評価の前提条件
以下の(1),(2),(3)の順に適用する。
(1) 期末課題が未提出の場合は不合格とする。
(2) 期末課題は提出したが、授業各回での演習課題の提出率が7割に満たない場合は不合格とする。
(3) 授業各回での演習課題を7割以上提出し、期末課題も提出したが、合計点が60%に達しない場合は不合格とする。
●授業各回での課題提出に関して、やむを得ない事情で登校の猶予が認められた履修生に関しては、課題提出期間延長等の措置を行う。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間内は教室にて、授業時間外は全学メールにて質問対応する。質問の多い内容については、manabaにて公開する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業実施時の各演習課題においては、履修者に内容を考えてもらいながら課題作成を行ってもらう場合がある。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
●本科目は茗荷谷キャンパス3階に設置される情報処理教室にて授業を行う。
●授業実施に必要なデータはmanabaに掲載する予定である。
●双方向授業のためにResponを用いることがある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<参考書>
講義部分の配布資料を作成するにあたり、下記の書籍を参考にしている。
相田 洋著『電子立国 日本の自叙伝』第1巻~第7巻(日本放送出版協会 1995.11-1996.4)
相田 洋ほか著『新・電子立国 』第1巻~第7巻(日本放送出版協会, 1996.10-1997.10)
上原政二監修 マルチメディア研究会編『標準LAN教科書:ポイント図解式』上巻・下巻 (アスキー、1998)
NHK「ITホワイトボックス」プロジェクト編『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座 「ネットに弱い」が治る本 (講談社 MOOK 2009/9/29)
NHK「ITホワイトボックス」プロジェクト編『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座 「パソコンとケータイに弱い」が治る本 』(講談社 MOOK 2009/12/16)
NHK「ITホワイトボックス」プロジェクト編『NHK ITホワイトボックス2 世界一やさしいネット力養成講座 「デジタルに弱い」が治る本が治る本 』(講談社 MOOK 2010/10/6)
NHK「ITホワイトボックス」プロジェクト編『NHK ITホワイトボックス2 世界一やさしいネット力養成講座 「ITサービスの使い方に弱い」が治る本 』(講談社 MOOK 2010/12/16)
NHK「ITホワイトボックス」プロジェクト編『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座 パソコンとケータイ 頭のいい人たちが考えたすごい!「仕組み」』( 2011/9/30)
小林弘人、夏野剛監修『頭のいい人が変えた10の世界 NHK ITホワイトボックス』(2011/12/16)
その他特記事項
●本科目は第1週より通常の講義を実施し、演習課題を課す予定である。
●授業中に作成したファイルを保存する領域を外部のUSBメモリーに確保しておくこと。詳細は第1週の授業で説明する。
●本科目の内容は、情報処理教室のパソコン環境を使用することを前提に授業を進める。
<情報処理教室のパソコンにインストールされているもの>
Windows11、MicrosoftOffice(Word、PowerPoint、Excel)の2019版、MicrosoftEdge
●履修者が自宅で履修する際、Windows10またはWindows11、Word、PowerPoint、Excelに関しては中央大学がMicrosoft社と契約しているMicrosoft365を利用することを勧める(リンク:http://www2.chuo-u.ac.jp/com/software/EES/office365.html)。
●MacでWord、PowerPoint、Excelを使用しても課題はほぼこなせるので、Macの使用は妨げないが、Windows上での操作・結果と相違する部分についてはサポートしない。
●コンピューターリテラシー・ネットワークリテラシーを体系的に学ぶためにも、本科目は「情報処理2」をあわせて履修することを前提に授業を進める。