シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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実定法基礎演習A | 2024 | 春学期 | 水5 | 法学部 | 三浦 治 | ミウラ オサム | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-LA2-004S
履修条件・関連科目等
1年次に、民法1および民法2を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
それぞれの回において、下記項目の該当頁を読み、頁数としてはその範囲にはいってなくとも関連する事項の説明が行われている頁も読み、引用されている判例を理解する。
科目目的
どのテキストも、さまざまな制約のもと書かれるものであり、たとえば、理解していて当然と著者が考えている前提(となる知識・理解)については、あらためて記述されたりしない。また、後ろの頁で取り扱った方がよいと著者が考える事項は、関連していてもその箇所では説明されない。それらに気づくと、テキストがどのように書かれているものかが理解でき、ひいてどのように読むべきものなのかが理解できるはずである。
到達目標
会社法の体系的理解を背景に、典型的・伝統的な論点について、私見を持てるようになること。
授業計画と内容
1.総論
2.株式会社制度のポイント
3.株主の権利
4.株主総会の権限/株主総会決議の瑕疵を争う訴え
5.株主総会の招集・議事・決議
6.会社と取締役(より広くは役員等)との法律関係
7.役員等の報酬規制
8.役員等(とりわけ取締役)の義務規制
9.取締役会規制
10.代表権をめぐる諸問題
11.業務監督システム
12.役員等(とりわけ取締役)の対会社責任-法令遵守義務違反
13.役員等(とりわけ取締役)の対会社責任-経営判断の原則
14.役員等(とりわけ取締役)の対第三者責任
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
当該回の該当頁(参照頁も含む)を、条文・引用判例も含めて読んでくること。索引を利用したりしながら、あちこち頁をめくることが必要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業における発言や課題への対応など。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
三浦治『基本テキスト 会社法(第3版)』(中央経済社、2022年12月-分かればでよいのですが、できれば第3版第2刷が望ましい)。その他資料は適宜配付します。