シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
健康・スポーツ実習Ⅱb | 2024 | 後期 | 火2 | 経済学部 | 冨田 智子 | トミダ トモコ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-PP2-02bS
履修条件・関連科目等
履修を検討する場合は初回授業(ガイダンス)に出席することが望ましい
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
西洋の戦いから発展した「フェンシング=Fencing」競技とは、ルールを守る、名誉を守る、陣地を守る「Fence」が語源となっています。当授業で行うサーブルという種目は、軽やかな剣さばきと攻守の素早い切り替えが特徴です。武器としての剣を安全に取り扱う事、相手と適切な距離をとりタイミングを計りながら攻撃防御を繰り返すためのフットワークを習得します。ヨーロッパのスポーツ文化に触れながら、生涯にわたり安全な身体活動を獲得する姿勢を養うことを目的として授業を展開します。
科目目的
この授業ではフェンシングという日本ではあまり馴染みのないスポーツを体験し、マスクを被り剣という武器を持って相手と対峙し有効面を突く又は斬ることを競い合う活動を、安全にかつ楽しむことが出来る様に基礎技能から実戦に必要な技術までを習得します。安全に身体活動を行うに十分な体調や環境の整備、用具の取り扱い方、ルールの遵守、ゲーム進行に必要な競技特性の理解と公平・公正な審判技能を身につけることを通して、仲間と協力し課題を解決する能力を養います。
到達目標
慣れない競技を安全に遂行するため、受講者同士協力し、安全を確保する主体的な取り組み姿勢を養う。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 フェンシングの動き作り 構え 前進 後退
第3回 基本的なフットワーク マルシェ・ロンペ
第4回 攻撃動作 フォーント フェンシングに必要な防具の装着
第5回 基礎技能 カッティング 防御 構え 前後移動 対人で剣のやり取り
第6回 基礎技能 防御のライン三種 近い距離で模擬試合
第7回 基礎技能 攻撃のライン三種 ラインを限定して模擬試合
第8回 基礎技能 複合フットワーク 距離の変化から攻撃防御の攻防
第9回 応用技能 アタックサンプルから防御動作へ
第10回 応用技能 アタックコンポーゼから防御動作へ
第11回 個人戦のルール及び実践 試合の進め方
第12回 プール戦のルール及び実践
第13回 トーナメント戦のルール及び実践
第14回 団体戦のルール及び実践
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
マナバコンテンツに掲載するフェンシングの基本動作、基本用語、国内外の参考動画を視聴し、授業に備える事
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。担当教員の指示に従ってください。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 30 | 授業で行う「一連の動作」を実技テストの課題とする 受講者はこの「一連の動作」を一人で再現できる程度に習得する必要がある |
平常点 | 50 | 欠席 遅刻 早退 ウェア・シューズ忘れは減点対象 授業中の見本 用具の出し入れなど参画度合い |
その他 | 20 | ワークシート記入内容 授業運営に対する貢献(準備 片付け 審判 記録) |
成績評価の方法・基準(備考)
実技授業における積極的な参加態度、運動技能やフェンシングの基本技術習得に対する主体的な取り組み姿勢、他の受講生と協力しながら安全に身体活動を行う意欲を重視します。
評価基準は平常点50%、技能習得30%、その他20%
評価対象は全授業数の75%以上の出席を条件とし、遅刻・早退は三回で一回の欠席とみなします。
室内シューズ・スポーツウェア未着用の場合は見学とし、平常点の減点対象となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
受講生と1対1で剣を交え、武器の取り扱い・正しい構え方・基本動作が習得できているか確認
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
受講生同士ペアを組み、互いのフォームを確認する。
受講生同士ペアを組み、指導役・生徒役となり基礎的な技能を反復練習
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
タブレットにて受講生の映像を撮影、動作の正確性・再現性を視覚的に確認
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
公益社団法人日本フェンシング協会
育成担当委員【2005~2016】
アンチ・ドーピング委員【2007~2017】
1984年・1988年オリンピック日本代表 【女子フルーレ個人・団体】
中央大学クレセントアカデミー フェンシング教室講師 【2014〜現在まで】
選手・指導者・大会運営者としての実務経験を講義内容・授業計画に反映
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
日本代表選手としての競技経験を有し、指導者としては小学生〜高齢者まで幅広い対象にフェンシング競技を普及してきた。ほとんどの受講生が初めて「フェンシング」を経験する本授業では、過不足のない力加減で剣を操作すること、適切な間合いは自分の足運びで作る必要があることなど、競技特性をよく理解できるような授業を展開していく
テキスト・参考文献等
参考文献 著者 戸田壮介 「フェンサー/コーチのためのフェンシング」中央大学図書館蔵書
その他特記事項
場所:第一体育館一階 フェンンシング道場
必ず体育館シューズ・長袖・長ズボンを着用する事
心臓MCと健康診断を必ず受診の事。未受診の学生は初回授業での指示に従う事。
注意事項 身長190㎝以上 体重90㎏以上 胸囲100㎝
上記いずれかに該当する場合、防具サイズが合わない為、実施できる実技内容が制限される可能性があります。
参考URL
特になし