中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
English Reading 2026 通年 火3 文学部 須藤 彩子 ストウ アヤコ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-EN2-SE51,LE-EN2-SE52,LE-EN2-SE53,LE-EN2-SE54

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

「英語を読む」から「英語を書く」へ
 授業では、まず、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ガーディアンを中心に、アメリカ・イギリス・日本等の一流英字新聞社・通信社の記事を精読し、さらに、読み取ったことを元に、毎回、自分の意見を主に英語の文章で表現する。また、自分でデータを調べて、新たな観点を打ち出す文章にも取り組んでもらう。英語を中心として、フォーマルな書き言葉(くだけた話し言葉ではなく)を使って毎回書いて提出する。「書くという総合能力」を高めるために、「日本語でたくさん書いてもらう回」も設定するが、基本は英語による文章の提出を予定している。

「読む」内容は主に社会問題を扱ったもの。テキストは、ほとんどどの章もたいへん難しく、ごくたまに読みやすい文章の章がとびとびに挟まっているという構成。それぞれの文は、表面上の翻訳をしてもほとんど意味を成さないことが多く、「これはどういうことを言っているのだろう」と、背景やほかの段落との関連性から推理していくことが必要。文法、単語、読解を組み合わせた教科書(書き込み式)であり、この教科書やプリントを使って授業を展開する。時事英語の読解能力を高め、語彙を増やしてほしい。

「書く」課題は毎回行う。日本語で文章を書く回と、英語で文章を書く回がある。英語で書く回のほうが中心。書く内容は、具体的な事実の理解と、それに対する学生自身の反応やコメントが中心となる。日本語のときは思い切ってたくさん書くこと。英語の課題の回のときは、最初は難しいことをどう表現するかに悩むことと思うが、試行錯誤しながらも、とにかく、まずは10行前後を目標にチャレンジしてほしい。少しずつ、英語で表現するのに慣れていくはずである。

毎回の授業内課題は、PC教室の常設パソコンからワードで作成して各自のマイドライブにいったん保存したものを改めてマナバへ提出してもらう予定である。

もちろん、「英語」の必修選択の授業でもあるので、英語自体を身につけるための基礎体力作りにも重点を置く。手を動かして単語・英文を書く、口を動かして音読する、など、実際に体を動かす活動を行って英語を体に覚えさせてしまおう。

とくに音読は重視する。できるかぎり毎回、机間巡視によって一人ひとりの音読(音声)をチェックする予定である。

個別で読んでもらうことも多い。大きな声で、はっきり、英語の発音(個々の音やイントネーション)に注意して発表してほしい。

以上、英語に触れる量を最大にして英語の基礎体力を高め、培ったその体力を基にしてクラス一丸となって難しい文にも挑戦していきたい。

科目目的

この科目は、社会人向けの難しい英字新聞や英文雑誌を読み、自分自身の言葉でその内容や書き方に対して評論する文章を「書く」ことが出来るようになることを目的としている。また、そのために必要な知識や語彙を習得することも目的としている。

今までに身につけた英語力を前提とする「時事英語」の中級上~上級の授業である。英語は一通りマスターしていることを前提に「時事」の部分に焦点を置く。ただし、同時に、「英語」の授業として、基礎的な音読練習やリスニングの練習をとおして「音読」と「リスニング」の能力を高め、すべての英語活動の基礎となる英語能力を底上げする。

そのうえで、さらに、読み取った情報を自分自身で咀嚼して「データ+分析+意見」を述べる文章に組み上げる、という応用の課題をこなせるようにしよう。目標は、「ネイティブの大学生・大学卒業生」が書くのと「同程度の内容の文」を書けるようにすることである。

到達目標

この科目では、以下を到達目標とする。

*英字新聞や英文雑誌の記事の概略を捉えることが出来るようになること。
*英字新聞特有の論の流れを理解すること。
*日本語の新聞にはないような独特の書き方とその細かい工夫について、また、文章に独特のニュアンスを込めるやりかたについて、理解し、自分でも読み取れるようになること。
*世界の目が見た日本の姿を学ぶことで、それまで自分の目に映っていた日本の姿を改めて見つめ直すことができるようになること。
*以上の理解や「見つめ直し」を元に、新たに自分自身の意見を日本語や英語の文章(「話し言葉」ではなく、大人の「書き言葉」)で表明することができるようになること。

***(注:前提となる目標)以上に挙げたこれらの活動の前提としての目標として、英字新聞の長い文を、どの文も、文意に従ってきちんと区切り、感情のこもっている文は感情を込めて、事務的でドライな文は何も込めずにさくさくと、状況に応じて、声に出して正しく読み上げることができるようになること。

授業計画と内容

 扱う記事はかなり長く難しいので、一つの記事を三回に分けて読む。一回めでは音読練習をして概要を取る。単語や熟語も学習する。二回目でほぼ80パーセントまでの量を細かいところまで精密に読む。三回目では残りの本文を読んでから、問題を解いて内容確認をし、さらに応用として、ネットで情報を検索して、それをもとにして英語で意見を書いてもらう。グループ活動を行ってもらうのも主に3回目とする。

 内容と英文の組み立て方については、丁寧に解説する予定である。特に、「どう書いてあるか」に重点をおいて解説する。ただし、予習が大前提であり、特に何も指示しない場合も、新しい単元に入るときには下読みとすべての問題への挑戦を終わらせておくことを前提とする。(受講者は、「予習・授業への積極的な参加」を怠らないこと。随時予習チェックや予習小テストあり。チェック方法については随時説明する)

授業の手順は概ね以下のとおりである。

 *単語の確認・本文の音読練習など、予備活動をする。(新しい課に入るときに必ず毎回予習チェックあり。予習チェックのときは各自、自分がどこまで、どんなことを予習したか、自分の予習をアピールすること。予習していなくてもただちにマイナスにはならないが、予習チェックで予習をアピールして認定されれば+になる。)
 *本文について質疑応答をする。同時に内容と記事の書き方についてきめ細かく解説する。
 *このときに2~5人のグループで内容について、、また、取り上げられている問題についてどのような対策が有効かについて、話し合って発表する活動を行う(グループ活動は、主に、それぞれのチャプターの2回目・3回目の授業で行う)。
 *練習問題の答えを合わせ、解説を行う(練習問題はその単元に入る最初の時限ーー3回セットのうちの2回目・3回目になってからではなくーーまでにあらかじめ解いてみてから出席すること。この時点では正解にこだわりすぎる必要はないが、チャレンジはしておくこと。やっておくと授業での理解度と定着度がぐっと上がるので、強く勧めたい。また、予習のときには、本文の音読の練習をし、本文の概要を考えてくること。これは毎回の宿題である)
 *必要に応じ、追加資料を提示したり検索したりして、理解や考えを深める。
 *原則として毎回、その日のまとめの課題として問題を出題し、その答えと、その日読んだことについての意見とを提出してもらう。これを授業内課題とする。 英語にしろ、日本語にしろ、ワードで16行以上など、長く書いてもらう回も作る予定。

追加の活動として、プリントで『ニューサイエンティスト』の記事を読んだり、ニュース動画を視聴したりする。

各授業回における具体的な授業内容は以下のとおりである。
(テキストは、最終課である第15課から始めて、次は第14課、以下、偶数番号を順次、繰り上がっていく。最後のローテーションは、第2課を予定しているが、学生さんの興味も見て、第3課等への変更も考えている。(変更する場合は十分に余裕をもってアナウンスする)。

前期  第1回: イントロダクション。(予習のしかたや試験概要も説明)
  第2回: もう「永遠」じゃない?ーーPFASの除去に成功(15課)(テキスト第15課)
  第3回: 中大のある多摩地域の問題でもある(15課続き)
  第4回: 差し迫った環境破壊の現状でとれる対策は?グループワーク。(15課続き・まとめ)
  第5回:  AI作品が絵画賞を受賞ーーその後の波紋(14課)
  第6回: オリジナリティーの概変容変容(14課続き)
  第7回: 急激にAI利用が進んでいく現状でできることは?グループワーク。(14課続き・まとめ)
  第8回: 「マザーツリー」を守るーー森の生態系を発見した女性科学者(12課)
  第9回:  人間にも森にも優しい環境を守るために(12課続き)
  第10回: なかなか保護が進まない現状でとれる対策は?グループワーク。(12課続き・まとめ)
  第11回: ウクライナ侵攻を批判したロシア人亡命者が辿った苦難(10課)
  第12回: 生々しい状況を行間に読み取る(10課続き)
  第13回: 信じられない現状でとれる対策は?グループワーク。(10課続き・まとめ)
  第14回: 総括・まとめ・到達度確認

後期 第1回(通算第15回): 前期の復習と後期授業のイントロダクション(大切な点の再確認)
  第2回 (16) : SNSの悲劇ーー小学校で起きたヒジャブ騒動が全米に拡大(8課)
  第3回 (17) : 配慮に欠けることはしていなかったはずなのに(8課続き)  
  第4回(18):現状は行き過ぎなのか?とれる対策は?グループワーク。(8課続き・まとめ)
第5回(19): 人種差別に抗った黒人ランナーの半生(6課)
第6回(20): 金メダルを獲得してからの苦難の歩み(6課続き)
第7回(21): このような状況は今も続いているだろうか?グループワーク。(6課続き・まとめ)
  第8回(22): 「男性らしさ」の呪縛からの解放(4課)
第9回(23): 燃え尽き症候群から身を守るには(4課続き)
  第10回(24): このような窮境に陥った人がとれる対策は?グループワーク。(4課続き・まとめ)   
  第11回(25): 絶滅危機言語を救え!(第2課)
  第12回(26): 状況を改善するために。日本の八重山の言葉も(2課続き)
  第13回(27): どんどん言葉が失われていく現状でとれる対策は?(2課続き・まとめ)
  第14回(28): 総括・まとめ・到達度確認


授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

(授業の前に準備しておいてほしいこと):3回で1課の予定である。3回中の初回の授業までに、わからない単語や表現を調べ、音読、黙読を行って本文の概要をつかみ、練習問題をすべて解いておいてほしい。(正解を出す必要はないが、必ずトライしてみること)。授業後も復習を。

(課題提出について)授業時間内の提出に加え、必要に応じて、授業時間外課題(=宿題)の提出を求めることがある。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 70 前期1回、後期1回、合計で2回の期末試験の点数。前期・後期とも、新聞記事の正確な読み取りや聴き取りができるかどうかを評価する。どちらか一方でも試験を欠席した場合は失格。0点。また、前期であれ後期であれ半期内に5回以上欠席した場合も失格。試験を受ける権利を失い、この科目は即、不合格となる。なお、平常点の欄でも明記しているが、半期で4回欠席した場合、その期の期末試験で86点以上を取らないと単位取得は不可能となる(平常点30パーセント分が0パーセントになるため、総合して60点になるためには試験だけで86点を取る必要がある)
平常点 30 「予習」を前提にした積極的な「授業参加」と授業内・外の「課題提出」(授業内課題や宿題)。出欠席・遅刻・早退の状況。授業中の質疑応答や言語活動、毎回課す短い授業内課題にベストを尽くすこと。また、前期であれ後期であれ、半期に4回欠席した時点で平常点を0点とする。つまり、平常点に当たる「全体の30パーセント分」が「0パーセント」となり、この時点で試験はまだぎりぎり受けることができるが、単位取得のためには最低でも86点が必要となる。86点を取れない場合は落ちることになるので注意。
5回欠席した場合、5回欠席と同時に(=前期であれ、後期であれ、5回欠席した瞬間に)、前期・後期両方の期末試験を受ける権利を失い、不合格が決定する(前期に5回欠席した場合、前期・後期とも期末試験は受験できない。後期に5回欠席した場合、後期の期末試験は受験できず、前期の期末試験の結果も無効となる。いずれにしてもこの授業は不合格となる)

成績評価の方法・基準(備考)

半期に5回欠席した者は、たとえ、それが後期で、前期には出席基準を満たしていたとしても、不合格とする。また、極端に期末試験の成績が悪い場合、出席良好であっても不合格となるので、十分に試験勉強をして2回の期末試験を受験すること。

(重要***)
欠席回数は厳密にカウントする。「就職活動」や「教職の実習」で欠席する場合も、欠席「回数」としてはカウントする。クラスメイト(とくに2年生のクラスメイト)との公平性の点から、たとえ就職活動の面接や教育実習や介護実習であっても回数の減殺や帳消しは行わない。就職活動や教育実習や公認会計士の合格後研修を控えている人は、「欠席回数がそれぞれの学期で3回を超えないように」「自らの責任でコントロールすること」。それが無理な場合は、単位は取得できないので、この授業の受講を再考すること。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

「テキスト」
堀江恭子、呉 春美、ジェフリー・トーザー編著、金星堂 『クオリティーペーパーで読む私たちが生きる世界』(Unpacking Global Issues from Leading Newspapers) 2024年発行。(追記:各章の記事は1200ワード前後。ニューヨークタイムズ・ワシントンポスト・ガーディアン・ナショナルジオグラフィックから)
 
ほか、適宜プリントを配布。(教科書と同等に扱う。試験では、原則、プリントからも出題する予定)

その他特記事項

取り上げる英語は内容も文法もたいへん難しいものである。ほぼ、89パーセントが理解に苦しむ文だと言っても誇張ではなく、日本語に翻訳してもそれだけでは意味が分からないということもしばしば起こる。説明を受けても腑に落ちるまで自分の頭で何度も考えてみる必要がある文がほとんど。ここまで難しい文にも決して諦めずに何度でも繰り返し挑戦することができる強い志をもって授業に出席してほしい。

質問歓迎。この文のここの表現の意味分からない、など、困ったときは、早めに相談を。(そのほかの悩みも、早い時期ほど力が貸せるので、迷ったらまず相談を!)

予習前提。教科書やノートに、毎回いろいろ書き込みをしてきてほしい。「やってます」というアピールをしてほしい。これ、大事なことです。

テキストの英文について難しい、難しい、と強調して紹介したが、ネイティブが(大学や短大を卒業している場合)日常的に普通に読んでいる文章であるから、英語力が非常に高い学生の場合、この授業が簡単すぎて、進度がゆっくりすぎて、もの足りない、もっともっと勉強したい、と感じる場合もあるはず。その場合は、是非、個別に相談してほしい。

参考URL

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