シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 B | 2024 | 春学期 | 月1 | 法学部 | 大下 理世 | オオシモ リセ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、ドイツ現代史、特に二つの世界大戦とナチズム・ホロコースト、第二次大戦後の「負の過去」との取り組みを共通テーマに、大学で勉強するために必要なアカデミックスキルを実践的に学んでいく。その際、ヒトラー独裁政権の誕生とそのもとでのマイノリティ迫害、そして第二次世界大戦以降のドイツの歴史認識問題に重点を置きつつ、近年の難民問題など現代ヨーロッパ諸国が内包する様々な問題についても検討していきたい。こうした問題に取り組むことを通じ、文献調査の方法、文献の読み方、レジュメ作成とプレゼンテーションの方法を実践的に学ぶ予定である。また、グループごとに担当文献について議論し、口頭報告を行う。
科目目的
ドイツを中心とするヨーロッパ諸国の歴史について理解を深めるとともに、近年の難民問題や右翼ポピュリズムの台頭など現代ヨーロッパ諸国が抱える様々な問題について歴史的背景をふまえて考える力を養う。また、本演習テーマを通じてディスカッション、文献収集の方法、レジュメ作成・プレゼンテーション方法を実践的に学んでいく。
到達目標
・文献情報の検索方法を知り、文献を通読して自ら問いを立てられるようになる。
・文献の引用方法やレジュメ作成・プレゼンテーションの方法を身につける。
・メンバー相互で協力し、グループごとに調査・議論、口頭報告を行う。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション:自己紹介、授業の概要
第2回 学術的な文章の書き方を学ぶ①:ヒトラー独裁の成立に関する講義内容を題材に
第3回 グループワークとディスカッション:映像から学ぶナチ体制下のドイツ
第4回 学術的な文章の書き方を学ぶ②:歴史言説の法規制に関する文献を題材に
第5回 文献の選定、探し方について学ぶ/グループ分け
第6回 文献紹介およびプレゼンテーションの方法を学ぶ:各自関心のある文献を題材に
第7回 問いの立て方、質疑応答について学ぶ
第8回 各グループによる中間報告会:テーマ、構成、参考文献
第9回 報告会に向けて:問いと結論の対応、発表の仕方について確認
第10回 グループ1の報告:ナショナリズム、レイシズム(仮)
第11回 グループ2の報告:ヒトラー独裁政権下のドイツにおけるマイノリティ迫害(仮)
第12回 グループ3の報告:ドイツおよびヨーロッパ諸国における「過去の克服」(仮)
第13回 グループ4の報告:ヨーロッパの難民問題(仮)
第14回 総括およびレポートの書き方について学ぶ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業への出席、議論への積極的な参加(質問やコメント)を評価する。 |
その他 | 50 | 学期末にグループごとの口頭報告を行う。主に発表の形式(問題設定、構成、文献の引用、メンバーの連携など)を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは適宜配付し、参考文献は毎回の授業で紹介します。