シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 A | 2024 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 相田 淑子 | アイダ ヨシコ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
特にありませんが、1時限の通学に無理のない学生の履修を期待します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業は半期の科目です。一年生の皆さんが大学の生活に慣れ、基礎的なコミュニケーション能力(発表と質疑応答、ディベート)と基礎的な論文作成方法を身に付けることを前提として行われます。広い世界の文化の多様性や可能性を意識しながら、専門的な分野の知識を深化させる前に自分の立ち位置を確認していきましょう。海外を知ることは日本を知ることにつながります。「外」が無くては「内」を知ることはできません。海外の問題を日本との比較によって考える機会を作ります。視野を広げて次年度以降の学習に役立ててください。
科目目的
導入演習は基礎的な学習方法を身に付け、4年間の学習への導入となる演習です。この授業では「外国(特にフランス語圏)を通して日本を知ることが目的です。
到達目標
これからの時代に対応できる多様なコミュニケーション(ツール)を知り発表や論文作成の基礎を身につける。同時に世界への関心を養う。
授業計画と内容
(1) オリエンテーション:「大学での学習とは何か」自己紹介、グループ分け。今後の説明
(2) 大学構内と周辺ツアー
(3) ディベートのテーマ選択(小テーマから大テーマへ)チーム編成、役割分担の確認、
(4) ディベート:テーマ例(昨年度)「タトゥーの有無による規制を廃止すべきである」「原子力発電所の新設はすべきか、否定すべきか」等々。
(5) ディベート:トーナメント戦 1 開始
(6) ディベート:トーナメント戦 2 準決勝へ
(7) さまざまな文章を知る:読解と文書作成、
(8) さまざまな文章を知る:レジュメを書く、図書レポートを書く
(9) さまざまな文章を知る:エントリシートを書く、履歴書を書く、身近なツール
(10) ディベート:トーナメント戦 3 決勝へ
(11) ディベートを通して見えるもの。コミュニケーションの方法論と実践
(12) 図書レポート報告、ディスカッション
(13) フランスと日本:コロナ禍対応の比較(2024年1月)、芸術文化事業等から
(14)フランス的(批判)精神とフランコフォニー:文化と言語、まとめにかえて
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
可能ならば合宿(皆さんの意見によります) :読書・グループ発表、見学等。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 提出とその後の修正と努力 |
平常点 | 60 | 授業での発表、貢献度 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考(となりそうな)図書:『現代フランスを知るための62章』『スイスを知るための60章』『ベルギーを知るための52章』『ケベックを知るための54章』以上、明石書店。
『フランスに学ぶ国家ブランド』朝日新書。『シャルリ・エブド事件を考える』白水社。
上記の書籍を買い求める必要は特にありません。授業でも参考文献について説明します。
その他特記事項
興味を抱く学生が履修してくれることを希望します。