シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 A | 2024 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 一ノ澤 直人 | イチノサワ ナオト | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
受講生自ら問題を発見し、論理的探求ができるようになるための基礎的部分に重点をおき、図書館利用法など、これから専門演習に進むための学習を、ディベートや研究発表を行うことで身につけるようにする。春学期は、ディベートを中心に取り組み、法的思考を養うことができるように、グループワークなどによって段階的に取り組んでいく。
科目目的
高年次の専門科目の学修につながるように、社会科学、とりわけ法学において基礎となる力として、自ら問題を発見し、論理的な思考によって探求できることがあげられる。この演習ではこの力を養うために、文献・資料を読み解く力、論理的に考える力など基礎的な学習能力を身につけることを目的とする。グループワークによるディベート形式や研究発表形式で討論を行う方法でアプローチする。
到達目標
ディベートおよびその準備に向けた調査やグループ作業を通じて、法学部で学習する上で必要な基礎を身につけることを目標とする。具体的な目標としては、高年次の専門科目の学修につながるように、社会の基本的な仕組みを理解し、社会問題に対して批判的関心をもつことができるようにすること、文献・資料を読み解く力、論理的に考える力、問題を発見・調査・分析する力、分かり易く表現する力など、基礎的学習能力を身につけること、また、レポートや論文作成のための基礎力、およびその作成における基本的ルールを修得すること、グループワークを通じて、学生相互の交流、学生と教員の交流を通して、大学生活を意義あるものにするような演習を目指す。
授業計画と内容
1 ガイダンス
2 ディベートとは
3 ディベートの準備について~資料の調査方法・法学部図書室の利用方法などを中心に
4 ディベートの基本的ルールの説明、グループ分け、モーションの決定
5 図書館を使って資料を探してみよう
6 ディベートに向けたグループワークによる調査と準備(基礎編)
7 ディベート(基礎編) (グループAとグループB、グループCとグループD)
8 基礎編から発展編へ向けた説明とモーションの決定
9 ディベートに向けたグループワークによる調査と準備(発展編)
10 ディベート(発展編)(グループAとグループB、グループCとグループD)
11 キャリア支援講座
12 レポートの書き方①レポート構成などを中心に
13 レポートの書き方②文献引用方法などを中心に
14 まとめ
なお、講座の受講などは共同実施のため時期などが変更される場合がある。また、受講人数・受講状況などによって、グループ数とディベートの回数・進度などを調整する。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演習開始までに、下記の『法学部ゼミガイドブック』を一読しておいてください。演習開始後は、各回の連絡に従って、資料の調査、グループ作業、レジュメの作成等を積極的に行ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 講義の目標である法学部における論理的探求への基礎が、身に付いているかどうかを基準として評価する。具体的には、準備、発表、討論等などの取組みやゼミへの積極的参加の状況による総合的評価とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
西南法学基礎教育研究会『法学部ゼミガイドブック―ディベートで鍛える論理的思考力-【改訂版】』(法律文化社 2019年)