シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 B | 2024 | 春学期 | 月1 | 法学部 | 四方 光 | シカタ コウ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
各自が選んだ白書を読み、そこに記載された何らかの社会的課題について各人発表を行うとともに、関連する学術論文等も参照して、その社会問題の解決策を提案する論文を作成します。
また、3グループに分かれ、①文献検索の方法、②学術論文作成のマナー、③著作権法についてグループ学習を行い、他のグループに紹介する発表を行います。
これらを通じて、法律や政策に関する基本的な知識、論理的な文章の構成方法、文献の検索や論文における注記の付け方など法学論文作成に関する基本的な作法を習得します。
また、担当教員は元警察官僚なので、経験を踏まえて法律学と実務の関係についても適宜紹介します。警視庁や東京地検への見学も計画しています。
科目目的
各自関心のある白書等の公文書や関連する学術文献を読み、それをまとめた発表資料や論文を作成し、発表することを通じて、学生として、社会人として必要な公的文書や学術文献を読み解く力、文書作成の力、発表する力を身に付けます。
到達目標
法学部の学生、社会人として必要な問題発見能力、読解力、発表力、論文作成能力を身に着けることを目標としています。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 グループ学習(1)
第3回 グループ学習(2)・法令用語の基礎知識(1)
第4回 グループ学習(3)・法令用語の基礎知識(2)
第5回 グループ学習(4)・法令用語の基礎知識(3)
第6回 グループ発表(文献検索の方法)
第7回 グループ発表(論文作成のマナー)
第8回 グループ発表(著作権法の仕組)
第9回 個人発表(学生1ー4)
第10回 個人発表(学生5-7)
第11回 個人発表(学生8-10)
第12回 個人発表(学生11-13)
第13回 個人発表(学生14-16)
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1 各人の発表予定日や論文の提出日が決められます。その日程を念頭に置いて、政府のウェブページを参照したり、各自の関心事項に関する文献を検索、図書館で閲覧するなどして、レジュメや論文作成に必要な学習をしてください。
2 グループワークでは、グループ内で役割分担を決め、決められた発表日程に合わせて各自が課題を達成できるよう必要な学習をしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 個人レポートが、適切な引用を行いつつ、分かりやすく構成されているかを評価します。 |
平常点 | 50 | 個人研究の発表と共同作業の発表を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
個人論文に対しては、詳細なコメントを付して各人に返還します。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業内の発表は、パワーポイントを用いて行ってもらいます。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
講師は、31年間警察庁に勤務した経歴を有する。その間、警視庁捜査第一課管理官(殺人担当)、福岡県警察本部捜査第二課長(汚職、企業犯担当)、京都府川端警察署長、警察庁国際第一課課長補佐(来日外国人犯罪担当)、警察庁少年課理事官、警察庁生活経済対策室長(悪質商法、環境犯罪担当)、神奈川県警察本部刑事部長、警察庁情報技術犯罪対策課長、警察庁国際課長、警察大学校特別捜査幹部研修所長等を歴任した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
授業においては、社会人としての経験を踏まえ、共同作業や個人論文の指導において実社会で役立つ知識・ノウハウを伝授する。
テキスト・参考文献等
ゼミ生各自が選択した政府発行の白書(当該政府機関のHPで入手可)
大学から配布される文献検索や論文作成に関する資料
吉田利宏『新法令用語の常識』
著作権法に関する解説書(特定の図書は指定しない)