シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 B | 2024 | 春学期 | 木1 | 法学部 | 通山 昭治 | トオリヤマ ショウジ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
法律学科の1年次生
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この演習では、わが国の隣国の1つである中華人民共和国(以下「中国」という)の異例といわれる3期目をむかえた習近平体制についてよりよく理解することを目指します。
ここでは、習近平体制の入門・基礎編をとりあげ、3期目をむかえた習近平体制について理解を深めていきます。それにより受講生の視野を広げるとともに、大学や法学部への導入を目指します。
科目目的
中央大学法学部への学修・生活面などでの順調な導入をめざすこと。
社会科学の基本を初歩的に学びつつ、図書館の利用方法と読み書きの要領を基本的に身につけること。
とくに、現代中国について深い見識をもつこと。
到達目標
この演習では、習近平体制の入門・基礎編として、「習近平が変えた中国」という問題群について、12の視点・論点という角度から、その複雑な現状とその構造的な変化ならびに変わらない部分を深く理解できること。
あわせて、最近の日中関係についても深く理解できること。
文章の書き方を修得し、各自でテーマを選んでレポートを作成できること。
理論と実践の関連、学生間ならびに学生と教員の相互対話が行えること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(まえがき)
第2回 教科書 第二部 視点・論点
(1)習近平とは何者なのか
第3回 (2)中国共産党のメカニズム
第4回 (3)なぜ「反腐敗」なのか
第5回 (4)習近平の中国は「脅威」か
第6回 (5)南シナ海問題を概観する
第7回 (6)習近平の軍事改革の行方
第8回 (7)「改革開放」の功罪
第9回 (8)中国経済の成長は続くか
第10回 (9)国有企業改革の遠い道のり
第11回 (10)「一帯一路」を読み解く
第12回 (11)中東化する新疆ウイグル自治区
第13回 (12)チベット問題の根源
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習・復習を十分にして授業に臨むこと。なお、予習では、毎回教科書の該当部分をまえもって熟読したうえで、ゼミに参加し、復習では、ゼミでの討論等を踏まえて、各自でその重要な点について、さらに深く内容を掘り下げてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 5000字の課題レポートで評価する。とくに、科目の目的・到達目標に照らして、5点刻みで加点する。 |
平常点 | 60 | 出席を大前提にして、各自の口頭報告とその際のレジュメ、他の報告者への質問・疑問等の提起等で14回中1回4点で、満点の際はさらに4点を加点するなどして評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:天児慧編著『習近平が変えた中国』小学館 1,600円+税
参考文献:遠藤誉著『習近平三期目の狙いと新チャイナセブン』PHP新書1332 1.000円+税
その他特記事項
欠席や遅刻をせずに皆勤をめざして、たのしく修得していきましょう。
参考URL
とくになし。