シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康・スポーツ実習Ⅱb | 2024 | 後期 | 火3 | 経済学部 | 梁川 悦美 | ヤナガワ エツミ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-PP2-02bS
履修条件・関連科目等
*男子・女子ともに履修可。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
自重を使って、体の筋力、敏しょう性、安定性、を高めるエクササイズを実施していきます。キーワードは、「機能的な体を作ること」です。日常の動作に必要な身体機能や可動域を十分に使えるようなエクササイズが中心になります。特に、ファンクショナルエクササイズは、複数の筋肉を同時に使うことで筋肉の協調性が養われるので、体の左右差の改善は勿論、姿勢改善にも役立ちます。座学が多い大学の授業、将来、デスクワークが中心となるであろう日常生活を考えた時、この授業を通して「疲れない体」「ケガをしない体」「違和感のない体」を目指していきます。
科目目的
ファンクショナルエクササイズは、器具を使わなくても、身体各部に様々なアプローチをする事が出来る、ということを習得していきます。体力がある・なしは勿論、スポーツが得意・不得意も全く問題ありません。大事なことは、ご自身の身体に意識をおいて、いつも「快適な体」を知ることが出来るようにします。「今」を大事に、そして将来を通して、いつでも自分の身体のメンテナンスやコントロールが出来るベースを作ります。機能的に使える体をつくることで、その気持ち良さや姿勢の変化を感じて、日々の生活が心地よく過ごせるエクササイズを目的としています。
到達目標
人と比べることは何ひとつありません。出来ない事があっても問題ありません。自分の身体にしっかりと向き合い、今、自分にとって何が足りないのか、何が必要なのか、何を求めているのか、を感じることが出来るようになること。そして、そのために必要な身体の使い方や心地よさを、ファンクショナルエクササイズをすることによって、その手法を体得していく事が目標となります。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション
第2回 今の自分の身体を知る
第3回 背骨のコンディショニング
第4回 体幹のコンディショニング
第5回 股関節のコンディショニング
第6回 肩・肩甲骨のコンディショニング
第7回 有酸素系のコンディショニング ①上半身に意識をおく
第8回 有酸素系のコンディショニング ②下半身に意識をおく
第9回 筋力系のコンディショニング ①体幹に意識をおく
第10回 筋力系のコンディショニング ②腕や脚に意識をおく
第11回 リズムに合わせて体を動かす ①股関節に意識をおく
第12回 リズムに合わせて体を動かす ②背骨に意識をおく
第13回 リズムに合わせて体を動かす ③全身のトータルバランス
第14回 まとめと相互評価
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で実施したファンクショナルエクササイズを、自宅でも実施してみましょう。そうすることで、ご自身の日々の習慣に繋がります。繰り返し行う事で身に付いていきます。そのためには、まずは実施する時間を決めて、刺激を入れたい部位から始めていくのが良いでしょう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。担当教員の指示に従ってください。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業への取り組み方を評価する。 |
その他 | 50 | ファンクショナルエクササイズの技能や知識の成熟度(30%)、生涯スポーツ実践能力の習得度(20%)を総合して評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が全授業回数の75%に達している学生を評価の対象とする(3回の遅刻・早退は1回の欠席となる)。
また、1年次の心臓メディカルチェックと当該学年の健康診断を受診していない学生は、初回授業での説明に従った対処をしない限り、評価の対象としないので(全学部共通)、十分に注意をして欲しい。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じ、適宜指示をする。
その他特記事項
【場所】:第1体育館 2F 合気道場
【服装】:運動に適した服装で授業に出席の事。靴は必要ありません。
参考URL
特になし