シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際政治経済学1 | 2024 | 春学期 | 金2 | 法学部 | 三浦 秀之 | ミウラ ヒデユキ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-IN3-005L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際社会はアナーキーである。つまり、国内社会と異なり、中央政府が存在しないのである。しかしながら、そのことは国際社会に秩序が存在しないことを意味するのではない。国際社会は様々な制度を構築することにより、国境を越える経済的に問題に対処してきたのである。本講義では、国際政治経済学の基本理論を体系的に学びながら、近代以降の国家間の経済関係(特に貿易や投資の自由化)の政治的側面に焦点を当てつつ、ブレトン・ウッズ体制、GATT/WTO、多国籍企業など重要な制度とアクターの歴史と役割りについて理解していきます。
科目目的
政治と経済の相互作用に着目し,国際政治経済学の理論的枠組みを用いながら、現代社会の複雑に入り組んだ課題を考察できるようになること。
到達目標
地球規模での国際政治経済をめぐる問題を読み解くことができる。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation シラバスの確認
事後学習/Reviewing 関心事項の整理
第2回 グローバル化と国際政治経済【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書3章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第3回 グローバル化とボーダレス社会【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書3章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第4回 国際政治経済の見方:国際政治経済学の理論(リアリズム)【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 教科書1章
事後学習/Reviewing レジュメの復習
第5回 国際政治経済の見方:国際政治経済学の理論(リベラリズム)【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 教科書2章
事後学習/Reviewing レジュメの復習
第6回 冷戦とブレトンウッズ体制【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書4章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第7回 自由貿易と保護貿易【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書4章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第8回 第二次大戦後の通商レジーム:GATT【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書4章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第9回 世界貿易機関(WTO):意義と課題【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書7章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第10回 地域主義の広がりと多国間主義【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書7章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第11回 国際的金本位制の時代【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 参考書5章
事後学習/Reviewing プリントの復習
第12回 グローバル・インバランス(世界経済の不均衡)問題【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
第13回 国際政治と国内政治の関係【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation
事後学習/Reviewing プリントの復習
第14回 まとめ【講義と質疑応答】
事前学習/Preparation プリントの見直し、疑問点の洗い出し
事後学習/Reviewing 参考書の通読
*課題に対するフィードバックの方法:毎回授業の始めに前回の課題についてフィードバックを行う。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
<予習>教科書の下記、該当箇所をよく読み、不明な部分をチェックする。(各45 分程度)
<復習>第1 回~第14 回すべてにおいて、その日のうちにノートを再検討した上、不明な箇所をチェックし、必要に応じて教科書をチェックし、質問事項をまとめること。(各45 分程度)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 期末試験の出来具合。 |
レポート | 30 | レポート課題のリサーチクエスチョンに対して論理的に論じられているか。 |
平常点 | 30 | 出席はじめ主体的な授業参加度 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
飯田敬輔 国際政治経済 東大出版会 2007 シラバス上の教科書