シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅰ | 2025 | 春学期 | 月3 | 商学部 | 金 慧 | キム ヘイ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
社会と政治を哲学的に考察する。
(春学期/秋学期)
哲学の文献を講読することをつうじて、社会問題や政治問題を理解するための基本的な知識を獲得し、議論のための基本的な作法を学んでいきます。まず、大学で学ぶために必要な基本事項を確認したうえで、レポートやレジュメの作成の仕方を学びます。それを踏まえて、言語、デモクラシー、格差、自由、公共性といった主題について論じられた哲学の文献を講読します。対象文献は難解ですが、ゆっくりと理解できるまで議論します。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」に位置づけられています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
この演習では、現代の社会問題や政治問題を抽象的な概念を用いて把握し、議論することを目的とします。
到達目標
(春学期/秋学期)
哲学・思想の文献を講読することをつうじて、当該分野に関する基本知識を獲得するとともに、論拠にもとづく問題提起や議論を行うことができることを到達目標とします。
授業計画と内容
※昨年度の実施例です。変更の可能性があります。
※文献は受講生と相談して決定します。
【春学期】
1.オリエンテーション
2.レポートの作成の仕方
3.レジュメの作成の仕方
4.文献の講読1:政治
5.文献の講読2:選挙
6.文献の講読3:政党
7.文献の講読4:政治過程
8.文献の講読5:メディア
9.文献の講読6:近代日本のリベラル・デモクラシー
10.文献の講読7:戦後日本のリベラル・デモクラシー
11.文献の講読8:国民国家
12.文献の講読9:イデオロギー
13.文献の講読10:デモクラシー
14.文献の講読11:公と私
【秋学期】
15.オリエンテーション
16.文献の講読1:美容整形の倫理
17.文献の講読2:ドーピングの倫理
18.文献の講読3:サイボーグ化の倫理
19.文献の講読4:スマートドラッグの倫理
20.文献の講読5:感情制御の倫理
21.文献の講読6:性別移行をめぐる倫理
22.文献の講読7:遺伝子操作の倫理
23.文献の講読8:モラルエンハンスメントの倫理
24.文献の講読9 悪口はなぜ悪いのか
25.文献の講読10:悪口と悪意
26.文献の講読11:悪口と尊厳
27.文献の講読12:どこからどこまでが悪口のなのか
28.文献の講読13:笑いと悪口
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 報告内容が文献の内容を正確に反映しているか、疑問点や論点を提示できているか、などを評価する。 |
平常点 | 40 | 演習における議論に参加しているか、論点を提示したり反論に応答したりできているか、などを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(春学期/秋学期)
〔テキスト〕
受講生と相談のうえで決定します。
〔参考文献〕
必要に応じて演習内で指示します。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名
ソフトウェアの利用なし