シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報政治学 | 2024 | 春学期 | 木3 | 法学部 | 高橋 徹 | タカハシ トオル | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-PS3-024L
履修条件・関連科目等
メディア・コミュニケーション論、ジャーナリズム論1・2、メディア論、「専門総合講座A1 現代社会と新聞」(読売新聞社との提携講座)などの政治学科のメディア政治コース系の関連科目のいずれかを履修していると望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
(1)プロパガンダ(政治宣伝)の歴史とそこにみられる様々な宣伝戦略、(2)日本及び海外(とりわけ欧米)のメディア政治の現状、(3)インターネットと世論、といった諸テーマを取り上げ、現代社会における政治のあり方をメディア・情報の観点から理解を深めてもらえるように話を進める。
科目目的
20世紀以降のメディア社会における政治的なコミュニケーションの歴史や諸問題について学び、政治とメディアの関わりについて理解を深める。
到達目標
様々な政治宣伝、メディア政治の形態について歴史的な知見をもとに理解を深め、同時代の政治とメディアの関係について問題意識を持ち、批判的考察を行うための素養を獲得する。
授業計画と内容
1.導入:情報とプロパガンダ
2.第一次世界大戦時のプロパガンダ
3.第二次世界大戦時のプロパガンダ
4.プロパガンダの手法と対処法、世論調査の歴史
5.アメリカのテレビ政治1(1940~1970年代)
6.アメリカのテレビ政治2(1980年代以降)
7.日本のテレビ政治(1950~1990年代)
8.多メディア時代のメディア政治(ケーススタディ:小泉政権(2001~2006年))
9.大衆社会とメディア政治
10.現代メディア政治とポピュリズム
11.インターネット時代の政治:アメリカ編(2000年代以降)
12.インターネット時代の政治:日本編(2010年代以降)
13.政治運動とメディア(ケーススタディ:「アラブの春」)
14.現代の紛争とインターネット
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
提供するテキストには、参考文献を記載しているので、テキストの内容をさらに詳しく学びたい場合は、それらの文献も参考にしてほしい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各回の講義内容に関する課題の提出、講義中アンケートへの回答などの講義への積極的参加の姿勢をもとに評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
個別の質問には、メールにて対応する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
担当教員が作成したテキストを毎回コースコンテンツから配布する。
【一般的な参考書】
蒲島・竹下・芹川著『メディアと政治 改訂版』有斐閣、¥1,900
高瀬淳一『情報政治学講義』新評論、¥2,200
竹内・児島・橋元編著『新版 メディア・コミュニケーション論II』北樹出版、¥1,800
講義内容に直結した参考書については、テキスト内の文献リストを参照。