シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習1 C | 2024 | 春学期 | 木1 | 法学部 | 礒崎 初仁 | イソザキ ハツヒト | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-003S
履修条件・関連科目等
特になし。毎回、レポート執筆、テキスト講読、ディベート準備などの宿題が伴うので、意欲と継続力のある学生の履修を歓迎する。無断欠席は厳禁。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:「公共政策トレーニング」
この演習は、次の6部構成(各4~5回)で進める。このうち春学期は、第3クールまでを行う。
<春学期>
第1クール:考える力をつけよう!(最近の話題をワークショップで議論する)
第2クール:書く力をつけよう!(エッセイで自分の発想や思いを伝える)
第3クール:話す力を身につけよう!(自分のことや意見を口頭で発信する)
<秋学期>
第4クール:問題を調べて論文を書こう!(政策問題について調べて共同論文を書く)
第5クール:入門書を読んで考えよう!(政治の概念や制度を学び、議論する)
第6クール:議論の仕方を学ぼう!(対立点についてディベートする)
科目目的
テーマは「公共政策トレーニング」。公共的な課題や政治行政の問題を題材として、「考える力」「書く力」「話す力」という基礎力(大学生基礎力・社会人基礎力)を繰り返し養成することが目的である。そうした作業を通じて、高校までの「受け身学習」の習慣を克服するとともに、学生生活を経て実社会に立ち向かう「基礎体力」を身につけてほしい。
到達目標
この演習では、大学の学修に必要な基礎的能力(リテラシー)を身に着けることを目標とする。詳細は授業概要を参照。
授業計画と内容
※検討課題・事例などは、学生の関心や提案を踏まえて決定する。
【春学期】(14回)
ガイダンス(自己紹介・他己紹介、年間計画の相談)
Ⅰ 考える力をつけよう!-ワークショップで読み解く政策課題
① どうする?人口減少・少子化
② どうする?大学入試制度
③ 【番外】図書館情報検索講習会
④ どうする?選挙の投票率低下
⑤ 中央大学を改革しよう!
Ⅱ 書く力をつけよう!-「エッセイ」を書いて批評し合う
① 大学生活をデザインする!
② 大都市と地方-住むならどっち?
③スマホって何だろう?
④私が「政治」を勉強しようと思った理由(わけ)
Ⅲ 話す力をつけよう!-面接、プレゼン、ディスカッションの進め方
① 志望動機を説明する(模擬面接)
② 自己PRをする(模擬面接)
③ 将来の職業で私がやれることor中央大学をよくするための私の提案(プレゼン大会)
④ 国民が幸せな国ってどんな国?(集団討論)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、テーマに関する事前調査、エッセイの執筆、テキストの読み込み、論文原稿の執筆などの準備が必要となるので、承知しておいてほしい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への出席・参加度等を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業の内容に関連するビデオを視聴したり、設問を設定してresponで回答してもらうなど。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
神奈川県庁における17年間の実務経験がある(担当:土地利用、介護保険、市町村指導等)。
また、その後6年間、神奈川県参与として知事に対する政策アドバイスを行った。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
毎回のゼミでは、実務経験を踏まえて、理論と実務の接点となる課題や論点を取り上げるとともに、説明の際には、実務の状況や具体例を盛り込んで、実務の状況や実感が伝わるように工夫する。
テキスト・参考文献等
【テキスト(秋学期に使用する予定)】
・佐藤史郎・上野友也・松村博行『はじめての政治学〔第3版〕』法律文化社、2021年
【参考文献】
①甲斐信好『プレステップ政治学(第3版)』弘文堂、2020年
②福井英次郎編『基礎ゼミ 政治学』世界思想社、2019年
③川出良枝・谷口将紀(編)『政治学』東京大学出版会、2012年
④礒崎初仁・金井利之・伊藤正次『ホーンブック地方自治(新版)』北樹出版、2020年
➄秋吉貴雄『入門 公共政策学』中公新書、2017年
⑥秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉『公共政策学の基礎 新版』有斐閣、2015年
ほかに、課題にあわせて随時指定または推薦する。
その他特記事項
このシラバスは春学期分のみを記載しています。秋学期分はmanabaから確認してください。このシラバスは春学期分のみを記載しています。秋学期分はmanabaから確認してください。ゼミ生の中から、ゼミ長、企画委員、編集委員等の役職を決めて、できるだけ自主的に運営してもらう。