シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
導入演習1 C | 2024 | 春学期 | 水1 | 法学部 | 髙瀨 徹 | タカセ トオル | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-003S
履修条件・関連科目等
途中回で英語による原典購読があります。又、正当な理由なき欠席や遅刻が多い場合は成績評価が不能となります。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
英語は常時ではなく、原典購読等の時のみ
授業の概要
高校までの学習は、一つの問いに対し画一・固定された一つの解答を求めるスタイルでしたが、これからの学修である学問領域には、定まった答えがありません。見方や考え方で無数に正解が存在することになります。但し、この裏付けとなる根拠を示すことが不可欠です。これに繋がる知の技法の基礎の習得が導入演習Cで、この科目が、行動する知性への第一歩と自主的な学びへの連結となることを期待しています。
尚、進展具合や人員数等で一部、内容を変更することがありますので、予め了承願います。
科目目的
この科目は、今後、大学において、どのような専門領域を探究するにしても、必ず習得しておかなければならない極めて基本的な知の技法を、実践的に学ぶことを主としています。問題の立案、認識方法、発表方法、論文の書き方といった学問行為を構成する様々なステップには、ある一定程度の共有されているメソッドがあります。大学で個別に学問領域の成果を学び、さらに発展させるためには、知の技法の習得なしに不可能だと考えています。
到達目標
今後の学修の礎となる基本的な知の技法の基礎を習得するのが、この導入演習Cの授業です。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス;基本的スタンス、デカルトのCogito ergo sum、キャリアデザイン
第2回 プレゼンテーション:スティーブ・ジョブスを概説
第3回 プレゼンテーション:S.ジョブスのプレゼンを検証
第4回 プレゼンテーション:S.ジョブスのプレゼンを分析1
第5回 プレゼンテーション:S.ジョブスのプレゼンを分析2
第6回 プレゼンテーション:パブリック・スピーキングはアメリカにおけるエリートの必須スキル
第7回 プレゼンテーション実践:各自が指定された時間で自己紹介のプレゼンを実施 Aグループ
第8回 プレゼンテーション実践:各自が指定された時間で自己紹介のプレゼンを実施 Bグループ
第9回 プレゼンテーション実践:各自が指定された時間で自己紹介のプレゼンを実施 Cグループ
第10回 プレゼンテーション総括:植松努氏とある小6生のプレゼン
第11回 複眼的視点:比較の技法、日本人は何に見える? ビゴーの風刺画と芥川の『舞踏会』
第12回 複眼的視点:比較の技法、日本人は何に見える? 『ガンジー自伝』と黄禍論
第13回 原典で政治外交史料を読む:第一次世界大戦概説
第14回 原典で政治外交史料を読む:The Fourteen Points, Wilson's Addresss to Congress,1918 議会編
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 平常点ですが、リアクションペーパー、口頭発表、課題レポートも含めての総合評価です。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
関連画像や資料等をスクリーンもしくはモニターに投影
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは特に指定しませんが、必要に応じてプリントを配布します。参考文献等は授業中に適宜、紹介します。レポート等の作成には、手元に小笠原 喜康『最新版 大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書があると参考になると思います。