シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習1 C | 2024 | 春学期 | 水1 | 法学部 | 原 正人 | ハラ マサト | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-003S
履修条件・関連科目等
政治学科1年生
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<春学期>「アカデミック・スキルを身につける」:書籍や論文などの情報検索、学術的文章の読み方、プレゼンテーション、ディスカッション、レポート・論文の執筆など、いわゆるアカデミック・スキルを身につけることを目標とする。さらに、秋学期にむけての基礎知識を習得することも視野に入れる。
<秋学期>「東アジアを考える」:東アジアをめぐる諸問題(政治、社会、外交、歴史など)について学生自らがテーマを決めて報告し、討論する。
科目目的
1.東アジアをめぐる諸問題を「発見」する。
2.自らの問題意識に沿って調査を行い、報告としてまとめる。
3.他の班の報告を批判的に理解し、報告内容について積極的に議論する。
到達目標
・問題意識の獲得、資料の発見と読解、論理の立て方、学術的文章の書作まで、いわゆる「アカデミック・スキル」といわれるものの初歩を学びとり、自分の力でレポートまで構築できるようになること。
・主として現代の東アジアに横たわる多くの問題について認識し、その原因や背景を調査できるようになること。
授業計画と内容
【春学期】順序は前後することがある。
第1回:ガイダンス
第2回:アカデミック・スキルに関するテキストの講読と講義 ―話を聞く、ノートをとる
第3回:アカデミック・スキルに関するテキストの講読と講義 ―メディアリテラシー
第4回:アカデミック・スキルに関するテキストの講読と講義 ―発表する、議論する
第5回:アカデミック・スキルに関するテキストの講読と講義 ―レポートを書く
第6回:図書館情報検索講習会
第7回:文章の「書き方」を学ぶ:パソコンの扱い方・レポートの様式など
第8回:班によるフリーディスカッション:議題は学生が決定 ―自由論題
第9回:班によるフリーディスカッション:議題は学生が決定 ―政治など社会科学的分野
第10回:学術的な文章の「読み方」を学ぶ:東アジアに関する文章を輪読・討論 ―テキスト理解
第11回:学術的な文章の「読み方」を学ぶ:東アジアに関する文章を輪読・討論 ―問題の抽出
第12回:学術的な文章の「読み方」を学ぶ:東アジアに関する文章を輪読・討論 ―議論をする
第13回:日本と中国についての基礎知識を学ぶ:班ごとに報告 ―中華圏
第14回:日本と中国についての基礎知識を学ぶ:班ごとに報告 ―非中華圏
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業ではなく演習である以上、積極的な参加が求められる。「そこにいるだけ」では何の意味もない。東アジア、そして日本の知的状況全体に興味を持ち、自分の意見を積極的に述べることのできる学生の参加を期待したい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 学期末にはレポートを課する(4000字程度) |
平常点 | 50 | 出席、課題や報告資料、演習への貢献度などを加味して決定する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
最初のテキストとして、佐藤 望 編著『アカデミック・スキルズ―大学生のための知的技法入門(第3版)』慶應義塾大学出版会、を用いる。以降の文献については、履修学生の希望も考慮したうえで決定する。
その他特記事項
現段階における東アジアの知識は問わない。