シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習2 C | 2024 | 秋学期 | 火1 | 法学部 | 李 廷江 | リ テイコウ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-004S
履修条件・関連科目等
東アジア国際関係の歴史と現状に関心のある方。
現代中国に感心のある方。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
基本から中国と世界との関係を理解し、考える授業であるが、そのために、歴史と国際関係の勉強を中心にしながら、法律も社会も文化も勉強すべきであろう。
科目目的
政治経済学と文化社会学の複合的な視点からアメリカと東アジアとの関係について、19世紀末以降の歴史から勉強し、理解すること。
現代中国について、政治、経済と国際関係の視点から理解すること。
到達目標
理解力と想像力及び分析力を身に着けること
授業計画と内容
後期は(14回)
第一回 前期の総括と後期の方針と内容について
第二回 基本文献の学習と発表(1) 竹内好『日本人にとっての中国像』春秋社、1966年
第三回 基本文献の学習と発表(2)竹内好『日本と中国のあいだ』文芸春秋、1973年
第四回 基本文献の学習と発表(3) ホワイティング『中国人の日本像』岩波書店、1993年
第五回 基本文献の学習と発表(4) シーラ・スミス著『日中親愛なる宿敵』東京大学出版会、2018年
第六回 中間総括
第七回基本文献の学習と発表(1)入江昭編著『中国人と日本人』ミネルヴァ書房、2012年
第八回基本文献の学習と発表(2)『人民中国』雑誌社編『わが青春の日本』東方書店、1982年
第九回基本文献の学習と発表(3)『松村謙三遺文抄』青林書院新社、1977年、牧村健一郎『日中開いた高崎達之助』朝日新聞出版、2013年
第十回基本文献の学習と発表(4)岡崎嘉平太『終わりなき日中の旅』原書房、1984年、鹿雪蛍『古井喜実と中国』思文閣出版、2011年
第十一回 中間総括
第十二回 個人テーマの報告(1)入江昭『日中関係のこの百年』岩波書店、1995年
第十三回 個人テーマの報告(2) マリウス・B・ジャンセン『日本と東アジアの隣人』岩波書店、1999年
第十四回 まとめ・「日本と中国の現状と課題―総合的な洞察の視点」
冬期休暇中に小論文を作成して提出すること。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業外の学習として、下記の三点を必須とする。宿題を完成すること。参考文献などを予習すること。ゼミの課題に取り込むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | 理解力と想像力を重視すること |
期末試験(到達度確認) | 20 | 理解力と想像力、分析力を重視すること |
レポート | 20 | 理解力と文章力、分析力を重視すること |
平常点 | 30 | 出席率と参加態度を重視すること |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率と参加態度、並びに理解力、分析力などを合わせて相互的に評価すること
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
1、木下是雄『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫。
2、竹内好『日本と中国のあいだ』文芸春秋、1973年。
3、シーラ・スミス著『日中親愛なる宿敵』東京大学出版会、2018年。