シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習2 C | 2024 | 秋学期 | 水1 | 法学部 | 髙瀨 徹 | タカセ トオル | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-004S
履修条件・関連科目等
途中回で英語による原典購読があります。又、正当な理由なき欠席や遅刻が多い場合は成績評価が不能となります。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
英語は常時ではなく、原典購読等の時のみ。
授業の概要
高校までの学習は、一つの問いに対し画一・固定された一つの解答を求めるスタイルでしたが、これからの学修である学問領域には、定まった答えがありません。見方や考え方で無数に正解が存在することになります。但し、この裏付けとなる根拠を示すことが不可欠です。これに繋がる知の技法の基礎の習得が導入演習Cで、この科目が、行動する知性への第一歩と自主的な学びへの連結となることを期待しています。
尚、進展具合や人員数等で一部、内容を変更することがありますので、予め了承願います。
科目目的
この科目は、今後、大学において、どのような専門領域を探究するにしても、必ず習得しておかなければならない極めて基本的な知の技法を、実践的に学ぶことを主としています。問題の立案、認識方法、発表方法、論文の書き方といった学問行為を構成する様々なステップには、ある一定程度の共有されているメソッドがあります。大学で個別に学問領域の成果を学び、さらに発展させるためには、知の技法の習得なしに不可能だと考えています。
到達目標
今後の学修の礎となる基本的な知の技法の基礎を習得するのが、この導入演習Cの授業です。
授業計画と内容
第1回 原典で政治外交史料を読む:The Fourteen Points, Wilson's Addresss to Congress,1918 14カ条編
第2回 原典で政治外交史料を読む実践:独自視点で各自が「14カ条」関連のテーマを設定し口頭発表 Aグループ
第3回 原典で政治外交史料を読む実践:独自視点で各自が「14カ条」関連のテーマを設定し口頭発表 Bグループ
第第4回 原典で政治外交史料を読む実践:独自視点で各自が「14カ条」関連のテーマを設定し口頭発表 Cグループ
第5回 原典で政治外交史料を読む実践:口頭発表に基づく討論と総括
第6回 学術論文・レポートの技法;学術論文とは何か、文章の目的と学術論文の目的ならびにその特質
第7回 学術論文・レポートの技法:論文へのファーストステップ、テーマ設定、修正と決定
第8回 学術論文・レポートの技法:資料収集と記録:文献の探索(CiNii 等)、文献目録データベース作成、
第9回 学術論文・レポートの技法:論文の構成とスタイル、序論の役割、論文の体裁、論述の学術性
第10回 学術論文・レポートの技法:論文の文章:文体と表記、文章作成の練習
第11回 学術論文・レポートの技法:論文の註:原則、:形式、欧文の註
第12回 RESAS (地域経済分析システム)の使い方と出身地における政策提言検討
第13回 RESAS に基づく出身地における政策提言発表 前半グループ
第14回 RESAS に基づく出身地における政策提言発表 後半グループ
* 状況によっては、原典購読:HobsbawmのAge of Extremes: The Short Twentieth Centuryの一部を読む、に変更のする場合有り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 平常点ですが、リアクションペーパー、口頭発表、課題レポートも含めての総合評価です |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
関連画像や資料等をスクリーンもしくはモニターに投影
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
外交や法務等の実務経験者を迎えての討論会を予定しています。昨年は元シリア大使館一等書記官を囲んで実施しました。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験者を迎えてのガイダンス並びに討論会
テキスト・参考文献等
テキストは特に指定しませんが、必要に応じてプリントを配布します。参考文献等は授業中に適宜、紹介します。レポート等の作成には、手元に小笠原 喜康『最新版 大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書があると参考になると思います。