シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習2 C | 2024 | 秋学期 | 火1 | 法学部 | 中北 浩爾 | ナカキタ コウジ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-004S
履修条件・関連科目等
日本政治に興味を持ち、積極的に参加する意欲がある学生を歓迎します。原則として、春学期の導入演習1C(中北担当クラス)を履修済みであることが条件です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習は、日本政治(現状および歴史)を主たる題材として、大学で学んでいく上で必要なアカデミック・スキルを習得することを目標とします。文献講読をベースに、資料の調べ方、プレゼンテーション(発表)、ディスカッション(討論)、ディベート、レポート執筆などを行います。その際、グループ編成をすることで、議論の機会を確保するとともに、仲間づくりを行います。また、国会・政党見学、ゲストスピーカーによる講演なども取り入れたいと思います。
科目目的
テーマ:「日本の民主主義を考える」
この導入演習では、日本の民主主義を歴史と現状の両面から理解し、今後を展望します。日本では1994年以来、政治改革が重ねられ、「政権交代可能な民主主義」が目指されてきました。しかし、民主党政権の失敗によって自公政権が長期化し、その実現が遠のいています。また、一時的に盛り上がりをみせたデモなど市民参加も低調です。その一方で、少子高齢化、格差の拡大、経済の低迷など、課題は山積しています。どうすれば日本の民主主義を活性化できるのか、歴史の視点を踏まえつつ現状を冷静に分析し、よりよい未来を考えます。
到達目標
第1に、読む、書く、話す、聞く、調べる、といった大学で学ぶ上で不可欠なアカデミック・スキルを習得すること。
第2に、日本政治(現状および歴史)の学習を通じて、広く政治学の基礎的な概念を理解し、操作できるようになること。
第3に、1年間にわたる演習形式の授業を通じて友人を作り、中央大学法学部で充実した学生生活をすごす基盤を築くこと。
授業計画と内容
1.図書館情報検索講習会
2.レポートの構想発表(前半)
3.レポートの構想発表(後半)
4.文献講読C①:プレゼンテーション、ディスカッション(グループG)
5.文献講読C②:プレゼンテーション、ディスカッション(グループH)
6.文献講読D①:プレゼンテーション、ディスカッション(グループI)
7.文献講読D②:プレゼンテーション、ディスカッション(グループJ)
8.個人プレゼンテーション(前半)
9.個人プレゼンテーション(後半)
10.文献講読E①:プレゼンテーション、ディスカッション(グループK)
11.文献講読E②:プレゼンテーション、ディスカッション(グループL)
12 .レポートの最終発表(前半)
13.レポートの最終発表(後半)
14.ディベート②
*国会・政党見学は3・4年ゼミと合同で別の時間帯に実施することを考えています。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
それ以外にも担当回の報告、レポートの執筆などがあります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 学期末にレポートを提出していただきます(授業中に何度か報告していただきますので、真面目に取り組めば心配する必要はありません)。 |
平常点 | 60 | 報告や討論などの内容を総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講読する文献は、初回の授業の際にお伝えいたします。吉田徹『くじ引き民主主義』光文社新書、2021年、三浦まり『さらば、男性政治』岩波新書、2023年、水島治郎『ポピュリズムとは何か』中公新書、2016年、を考えています。また、参考文献は適宜紹介します。全体を通して、上神貴佳・三浦まり編『日本政治の第一歩(新版)』有斐閣、2023年、が便利です。
その他特記事項
どの導入ゼミでも同じでしょうが、演習形式の授業ですので毎回の出席が基本的に求められ、理由なき欠席と遅刻は平常点の減点の対象となります。とりわけ無断欠席および報告回の欠席・遅刻は、厳禁です。朝早い時間の授業ですが、頑張りましょう。