シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習2 C | 2024 | 秋学期 | 月1 | 法学部 | 一政 史織 | イチマサ シオリ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-004S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、グローバル化する社会に注目し、今日の国際社会の様々な課題を検討します。授業では、特に以下の点を学修していきます。
1)現代社会の様々な問題を検討している社会科学の基本的なテキストを読みます。現代社会を理解する上で大切な歴史学的視点から書かれたテキストも紹介します。
2)調査・研究の基礎を学びます。情報や資料の収集方法、図書館やデータベースの利用方法、調査方法、資料の読み方や分析方法など、研究の諸技術を習得します。
3)「読み」、「書き」、「話す」技術を磨きます。ノートの取り方、レジュメのまとめ方、発表の仕方、レポートの書き方などを段階的に学びます。
科目目的
この授業では、グローバル化する現代社会の諸問題について各自の理解と興味を深めることを目的とします。
到達目標
各自の興味を問題意識につなげ、情報や資料収集の方法、調査の手順、資料の読み方や分析方法など、大学での学習や研究の諸技術を習得します。
授業計画と内容
(後期)
リサーチにもとづいたレポートの書き方を段階的に学びます。
学期末にゼミ論の提出を求めます。各々でゼミ論を書くのは孤独な作業になりがちなので、1年ゼミでは、レポートの書き方を学びながら、グループで共同リサーチプロジェクトを組み、共著のゼミ論を書きます。
また、今後の進路を考える第一歩としての大学が提供するキャリアデザイン講座も取り入れる予定です。
(授業計画)
第一回 ガイダンス、レポートの書き方入門、興味あるトピックを考える
第二回 キャリアデザイン講座 (他の週になる可能性あり)(オンライン予定)
第三回 グループ分け、ブレインストーミング、興味のあるテーマを見つける、
第四回 文献・資料収集や整理、図書館での資料の探し方など(図書館での実習予定)
第五回 研究ノートの作成、問いの立て方、研究史、注の付け方など、
第六回 問いを立てる、「はじめに」の書き方、アウトライン作り
第七回 「はじめに」を書く、方法論について
第八回 「はじめに」の草稿を完成させる、各グループの研究テーマの簡単な紹介、
方法論、研究史や背景知識の書き方の補足
第九回 アウトライン確認、本論の書き方
第十回 本論を書く、アウトライン再確認、グループ内で担当部分を紹介し合う
第十一回 本論を書く、議論の展開の再確認、グループ内でディスカッション
第十二回 本論を書く、文献表示の再確認、結論の書き方、
グループ内外でお互いにコメント
第十三回 本論や結論を完成させる、各グループの研究内容の簡単な紹介、
互いにコメント
第十四回 最終稿を仕上げる、各グループの研究内容の簡単な紹介、
互いにコメント
最終稿提出 (日時は授業内で案内)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業外の学修としては、資料集め、ノートテーキング、発表準備、レポート執筆などが挙げられます。皆さんの学習進度に合わせて、毎回の予習範囲、宿題、課題等を授業やmanaba等でお伝えします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | グループで共著のゼミ論(自分の担当部分を仕上げてあるもの) |
平常点 | 60 | 授業への参加、各自の資料集め、調査ノート、ワークシートへの取組み、討論やコメントへの貢献、ゼミ論での担当部分執筆のための準備と取組みなど |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点(授業への参加、各自の資料集め、調査ノート、ワークシートへの取組み、討論やコメントへの貢献、ゼミ論での担当部分執筆のための準備と取組みなど)60%、グループのゼミ論40%を基本に総合的に評価します。また単位取得には、全体の授業回数の三分の二以上の出席とゼミ論(自分の担当部分を仕上げてあるもの)の提出が必要です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ペアやグループワーク時に、Google Document, Google Form等を利用して、共有ドキュメントに書き込んで協働学習をします。また、インターネットを利用して、トピックや学習に関連する資料を集めます。オンラインリソースの紹介やデータベースを利用した資料の集め方等も紹介します。教材配布やリンク等の周知等は、manabaを利用しますので、教材は事前にダウンロード(必要に応じて印刷)し、必要なリンクは開けるようにしてください。また、パワーポイントを利用してグループ発表をしていただきます。授業には、タブレットやPCの持参を推奨します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業で使うテキストや資料は、授業内で配布、紹介します。