シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習1 | 2024 | 春学期 | 金2 | 法学部 | 福田 千絵 | フクダ チエ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-001S
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、音楽を中心とした伝統芸能のアートマネジメント事例集『日本とアジアの伝統音楽・芸能のためのアートマネジメントハンドブック』(東京音楽大学、2022年)を用い、伝統芸能の現状と課題について考察します。
毎回の授業では、テキストを講読し、伝統芸能への理解を深めるとともに、上演や伝承に関する問題点について意見交換を行います。前半では、アートマネジメント及び伝統芸能について個人発表を行い、後半では、事例を多角的に考察するグループワークを行い、最後にレポートを作成します。
科目目的
<科目目的>
本演習では、日本とアジアの伝統芸能のさまざまな上演形式を知ることを通して、伝統芸能の置かれている状況を理解し、将来の展望を考察します。また、各自が個別の事例を深く考察することにより、伝統芸能を身近なものとして捉え直すことを狙いとします。
到達目標
<到達目標>
・伝統芸能について知識を得ること。
・現代社会における伝統芸能の在り方について考える力を付けること。
・伝統文化の課題に対して意見を持てるようになること。
・プレゼンテーション、グループ作業、レポート作成についての基本的なスキルを身に付けること。
伝統芸能に関する知識を広げながら、ゼミ生同士の異なる関心や意見を知り、自分の考えを深めていく場にしましょう。
授業計画と内容
<春学期>
1.ガイダンス(自己紹介およびテキストの紹介)
2.アートマネジメントの概要
3.日本の伝統音楽・芸能の概要
4.テキスト第1部:文化政策
5.テキスト第1部:法律・制度
6.テキスト第1部:助成金活用
7.テキスト第2部:上演の場
8.テキスト第2部:地域の活動
9.テキスト第2部:創作公演
10.グループワーク(1)テーマ選択
11.グループワーク(2)資料収集
12.グループワーク (3)意見交換
13.グループワーク(4)発表
14.総括(伝統芸能上演の現状と課題)及びレポート作成準備
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストの読解、授業内での発表準備、学期末のレポート作成。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 発表の準備と実施、及びレポートの成果を評価します。 |
平常点 | 60 | 予習して授業に臨み、積極的な発言を求めます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
『日本とアジアの伝統音楽・芸能のためのアートマネジメントハンドブック』(東京音楽大学、2022年)
*初回に配布します。
その他特記事項
音楽を専門的に分析する演習ではないので、楽譜が読めなくても問題ありませんが、なじみのない音楽や芸能に関しても好奇心を持って取り組める意欲を持ってほしいと思います。これまでの自分の音楽・芸能体験を改めて見つめ直し、伝統文化全般に関心を持って演習に参加されることを期待しています。