シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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課題演習Ⅰ | 2025 | 春学期 | 火5 | 商学部 | 辻󠄀野 幸子 | ツジノ サチコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-BS2-11XS
履修条件・関連科目等
2年次配当の事前登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
会計の基礎となる考え方について学ぶ
「会計」というと、まずは詳細な会計基準や複雑な簿記の処理など、たくさんの覚えるべきことが連想されるかもしれませんが、会計について深く理解し、実務において適切に適用していくためには、これらの知識を覚えるだけでなく、その背景にある処理の必要性や考え方について理解していることが重要と考えられます。
この課題演習では、皆さんが今後会計を学修する上での軸となる、会計の基礎となる考え方に焦点を当て、会計とは何か?どのような考え方に基づいているのか?ビジネスや社会とどのように関係しているのか?等について、幅広く一緒に考えていきたいと思います。また、教員の経験も踏まえ、適宜、会計をめぐる最新動向や実務で問題となりそうな点なども一緒に検討していければと思います。
科目目的
この科目は、ベーシック演習Ⅰ・Ⅱで養成された基礎的な能力を、具体的なテーマに沿って応用・発展させることで、適応力・判断力・実践力を身につけ、他者と協働する能力を養うことを目的としています。
この課題演習では、会計をめぐる大きな考え方に焦点を当て、入門書の輪読やディスカッションを通じて、今後会計を深く学んでいくための基礎力を向上させることを目的としています。
到達目標
会計の基礎となる考え方の理解を深めることを目標とします。また、ディスカッションを通じて自分の考えをまとめる力を養うこと、担当回の報告を通じてプレゼンテーション能力を高めることを目標とします。
授業計画と内容
(春学期)
「はじめて出会う会計学」を題材として、会計に関するわかりやすく印象深いトピックについて理解を深めます。
第 1回:オリエンテーション
第 2回:会計の目的
第 3回:会計基準と会計制度
第 4回:収支の期間配分
第 5回:利益の認識と測定
第 6回:複式簿記
第 7回:資産・負債の認識・測定
第 8回:費用配分のバリエーション
第 9回:資本会計
第10回:決算書の分析
第11回:会計単位
第12回:会計情報の役立ち
第13回:監査と粉飾
第14回:春学期の振返り・秋学期に向けて
(秋学期)
「企業会計入門[補訂版]」(ゼミ生の希望により変更する可能性もあります)に基づき、会計についてさらに考えを深めるとともに、最近の動向やトピックについて扱う予定です。
以下は、「企業会計入門[補訂版]」をテキストとする場合について記載しています。
第 1回:企業会計の役割
第 2回:企業会計の仕組み
第 3回:資本と利益の情報
第 4回:収益認識のルール
第 5回:費用の認識と配分
第 6回:負債の認識と測定
第 7回:純資産の開示と規制
第 8回:企業結合の会計情報
第 9回:日本の会計制度改革
第10回:不正会計について考える
第11回:最近の動向(1)例:リース会計の変遷と実務への影響
第12回:最近の動向(2)例:財務諸表の表示および開示
第13回:最近の動向(3)例:サステナビリティ関連情報と財務諸表
第14回:秋学期および全体の振返り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
発表担当回については、レジュメの作成や発表準備が必要です。それ以外の回については、授業への積極的な参加のため、テキストの指定範囲や他者作成のレジュメの読み込み、疑問点の有無を確認し、論点に関する考察を行ってくることが求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 60 | 授業中における質疑応答、議論への積極的な参加、討議内容により評価します。 |
その他 | 40 | 発表担当回の発表内容および提出物に基づき評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
公認会計士。有限責任あずさ監査法人 パートナー(現職)。
1994年10月から現在に至るまで、同監査法人にて、会計監査や会計アドバイザリ-業務、サステナビリティ本部業務等に従事したほか、長年にわたり法人の品質管理業務に従事し、会計基準等の情報収集・提供業務、研修・セミナー講師、執筆活動などを行っている。また、公認会計士として、公認会計士試験試験委員(財務会計論、2017年12月-2021年1月)、企業会計基準委員会(ASBJ)の収益認識専門委員会専門委員、日本公認会計士協会(JICPA)が設置する各種委員会の委員などに従事。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
公認会計士としての実務経験やASBJ及びJICPAの委員会における経験等を踏まえた内容を盛り込む予定です。
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
春学期
川本淳・野口昌良・浅見裕子・山田純平・荒田映子著「はじめて出会う会計学(第3版)」2022年 有斐閣アルマ
秋学期
(予定)齋藤静樹著「「企業会計入門[補訂版]」2016年 有斐閣
〔参考図書〕
伊藤邦雄著「新・現代会計入門(第6版)」2024年 日経BP
その他、適宜紹介します。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名程度
〔募集方法〕
志望動機(エントリー時にC plusで入力)
面接試験
〔国外実態調査〕
実施しない
〔ソフトウェアの利用〕
報告レジュメの作成にWordまたはPowerPointを使用します。