シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 教育の理念と歴史 | 2026 | 後期 | 金5 | 教職 | 須川 公央 | スカワ キミヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC1-C101
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育史といった場合、一般に日本教育史と西洋教育史に大別できるが、本講義ではまず始めに教育の基本概念に触れたあと、西洋教育史、次いで明治期以降の日本教育史を主に扱うことにする。授業では思想史的かつ制度的な観点から、西洋は近代教育の原型とでもいうべき、古代ギリシアのソクラテスから始め、中世教育思想、近代教育思想、そして現代の教育思想を概観し、続いて明治期以降における我が国の教育制度について見ていくことにしたい。先人たちは教育をどのように考えてきたのか、そして教育という営みをどのように制度化していったのか、こうした観点にもとづき、本講義では現代教育の構造を分析するための基本的視座の獲得を目指す。
科目目的
この授業は、教職課程において教育の基礎的理解に関する科目の一つとして位置づけられており、教育の基本的概念、教育の理念、教育の歴史や思想について、その意義や特徴、変遷を理解することを目的とする。
到達目標
教育という営みを歴史的な観点から辿ることで、教育の理念や価値、教育の方法、教育制度のあり方といったものがどのような経緯で構築されてきたのか、自分なりに深く考えることができるようにすることを目標とするものである。
授業計画と内容
授業計画
第1回:オリエンテーション:教育学への誘い
第2回:教育思想史を学ぶにあたって:「教育」の古層をさぐる
第3回:西洋教育思想の源流:ソクラテス・プラトン・アリストテレス
第4回:キリスト教と教育①:アウグスティヌスと神の像
第5回:キリスト教と教育②:ルネサンス期における革新とルターの宗教改革
第6回:近代の教育思想①:コメニウスの教育思想
第7回:近代の教育思想②:ロックとルソーの教育思想
第8回:近代の教育思想③:フレーベル・ペスタロッチ・ヘルバルト
第9回:現代の教育思想①:デューイの教育思想
第10回:現代の教育思想②:ポストモダン教育学
第11回:日本教育史①:明治期における公教育制度の開始
第12回:日本教育史②:国家主義教育と大正自由教育のはざまで
第13回:日本教育史③:戦後の教育の歴史を振り返る
第14回:総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前学習:普段から意識的に学校教育に関わる報道や記事に目を通しておくこと。また各授業回で扱うテーマについて、予め配布資料に目を通しておき、疑問点を整理しておくこと。
事後学習:各回の授業内容に関わる感想や疑問点をリアクションペーパーにて提出すること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 72 | 試験内容:記述問題 評価基準:設定した問題について、授業内容を踏まえたうえで論理的に説明できるか。 |
| 平常点 | 28 | 事後課題でああるリアクションペーパーに基づいて評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
事後課題であるリアクションペーパーは授業に参加した場合に成績評価の対象とする。何らかの事情で欠席した場合(学校感染症等や忌引き等を含む)には代替課題を設定するので、それに取り組むこと。公欠届や遅延証明書が加点材料になることはない。詳細は初回授業で説明する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:毎回、紙資料にて配布する。
参考図書:今井康雄『教育思想史』有斐閣アルマ、2009年
その他特記事項
受講生の興味や理解度に応じて、毎回の内容の重点の置き方、順序などを変更する場合がある。